悪魔城ドラキュラ ロード オブ シャドウ2(プレイステーション3)のレビュー・評価・感想情報

ツツミ・デラックス
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8

“悪魔城”の名にふさわしい退廃的な世界観を再現するグラフィックはとても美麗で、耽美的ですらあるほど。意外にもシリーズ初となる、ドラキュラが主人公を務める本作だが、見た目は派手ながらも複雑すぎないアクションは、ひとつひとつの手触りが重厚で、マッチョな印象。カメラ操作やフィールドでの自由度が改善されるなど、なかなかの親切設計なので、ゲーム初心者でも迷うことはないはず。

週刊ファミ通1343号より

ジゴロ☆芦田
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7

ゴシックな雰囲気のステージや迫力のあるボス戦など、グラフィックは魅力的。カメラアングルを自由に変えられるようになるほか、QTEを“なし”に設定することも可能など、前作からの改善点が見られるのは○。随所に挿入される演出やヒントを見せるシーンは、丁寧ではあるが、操作を中断することが多く、テンポよく遊びたい人にとっては若干わずらわしい。ストーリーは、ちょっと引きが弱く感じた。

週刊ファミ通1343号より

くしだナム子
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9

序盤からしっかり難しい『ドラキュラ』らしさ健在の一方で、チェックポイントから再開できる前作同様の仕様に感謝。本作では、コウモリを従えたりネズミに化けたり、吸血でとどめを刺したりと、ヴァンパイアならではのダークなアクションに快楽を覚えます。宿命の血統や悪に堕ちる聖者など、幾多の時代を飲み込んだ一連の物語は、たとえるなら映画『スター・ウォーズ』サーガにも迫るスケール感ですね。

週刊ファミ通1343号より

ブンブン丸
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8

戦闘スタイルが複数あるうえに、スキルも豊富。好きなものにこだわるもよし、華麗に組み合わせるもアリと、自由度が高い。バトルは爽快で、スキルをイメージ通りに組み合わせられるとおもしろくなってくる。つかんでトドメを刺す演出はかっこいいが、見慣れるとテンポが悪く感じられた。独特の世界観は雰囲気があっていい。ただ、謎解き関連は、相当気がつきにくいものもあり、好みが分かれそう。

週刊ファミ通1343号より

ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和

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レビュー

平均

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8.0

シリーズ最新作の主人公は、永い眠りから現代に蘇ったドラキュラ。ドラキュラへの復讐を目論む宿敵のサタンを倒すべく、みずからの血や闇の力を武器に進む。

発売日
2014年9月4日
価格
7,600 円+税
ジャンル
アクションアドベンチャー
メーカー
KONAMI
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