湯けむりサスペンスシリーズ フリーライター橘真希 「洞爺湖・七つの湯・奥湯の郷」取材手帳(ニンテンドー DS)のレビュー・評価・感想情報
詳細地図と実写をうまく活用したゲーム構成が○。地図を使いながら実在の地名やスポットを舞台にくり広げられる謎解きは非常に臨場感アリ。温泉地の観光情報などが収録されているのも役に立つ。サスペンスドラマ、もしくは旅番組を観ているかのようなテンポのいい展開が心地よい。
週刊ファミ通1011号より
観光ガイドが見られるなど、温泉地との強力タッグが伺えるちょっと変わったアドベンチャーです。シナリオは、マジなのかギャグなのかどっちつかずの奇妙な雰囲気を楽しむのが正解かと。いわゆるネタばらしがやや強引なので、スッキリできない人も多いのではないかと思います。
週刊ファミ通1011号より
地図会社の商品だけに、ゲーム中に地図を頻繁に活用。観光地の実在する場所が舞台になるなど、アプローチはユニーク。ただ、少人数の役者による実写のドラマ展開にはB級テイスト感が漂う……。総当たりで解決できる推理システムにもひと工夫ほしい。試みは評価できるんだけど。
週刊ファミ通1011号より
タイトルから想像される展開がそのまま起こる。絵も音もベタ&チープだが、セリフ回しにオッと気を惹かれることも。地図の見やすさやシステムまわりも快く、知らずに現場の地理を覚えたり。短めだが、お姉ちゃんの浴衣姿やたどたどしい演技などを眺めつつ、だらだらプレイしたい。
週刊ファミ通1011号より
ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和
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