屋根裏の彼女(PSP(プレイステーション・ポータブル))のレビュー・評価・感想情報
吉池マリア
ファミ通公式PSP(プレイステーション・ポータブル)
5
全体的に物語は短く、選択肢も少ないので、物足りなさは否めない。また、物語の展開には、もっと驚きも欲しかったところ。無限の生を持つヴァンパイアと、余命半年の妹という対比はいいが、妹以外のルートだと、その部分が希薄になるのは残念。システムまわりは快適で遊びやすい。
週刊ファミ通1257号より
レオナ海老原
ファミ通公式PSP(プレイステーション・ポータブル)
6
余命を宣告された妹とヴァンパイアの要素を絡ませることで、日常と非日常を巧みに描き分けていて、つい引き込まれる。ヴァンパイアや、主人公の過去に関する伏線など、“泣き”につながる展開もあって盛り上がる。ただ、妹ルート以外だと、余命の設定がスルー気味になるのが惜しいかな。
週刊ファミ通1257号より
ババダイチ
ファミ通公式PSP(プレイステーション・ポータブル)
5
ヴァンパイアになってしまった主人公の葛藤が、軽いタッチの中でほどよいスパイスになっています。どのルートに行くかで展開が大きく変わるので、周回プレイも新鮮な気分で楽しめました。余分な描写が少なく、テンポよく物語を楽しめますが、全体のボリュームはやや少ない印象。
週刊ファミ通1257号より
デビル藤原
ファミ通公式PSP(プレイステーション・ポータブル)
6
泣けるシーンは、しっかりと存在します。しかし、妹以外のルートへ進むと、“余命わずかな妹”という存在が薄く感じてしまうのがもったいない。選択肢や分岐が少なく、全体的なボリュームも物足りない印象。ライバルのヴァンパイアとの絡みも、もっとあったほうがよかったかな。
週刊ファミ通1257号より
ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和
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