
アレな会社にとって、資料作りはいい感じのバイブスを経営陣や取引先に伝えるためのアート同然だ。元データが客観的にどうとかは大事じゃないの。そこんとこわかるキミぃ? じゃあこのグラフをもっとキレイな感じにヨロシク。
スイスのPlayableによる新作『Pocket Boss』は、そんな“グラフの改ざん”がテーマのゲーム。本作でプレイヤーはチャットアプリ経由で働くリモートワーカーとして、上司からチャットで送られてくる依頼に応じてさまざまなデータのグラフを操作していくことになる。年内にSteamでPC版のリリースが予定されている。
スイスのPlayableによる新作『Pocket Boss』は、そんな“グラフの改ざん”がテーマのゲーム。本作でプレイヤーはチャットアプリ経由で働くリモートワーカーとして、上司からチャットで送られてくる依頼に応じてさまざまなデータのグラフを操作していくことになる。年内にSteamでPC版のリリースが予定されている。
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![[IMAGE]](https://cimg.kgl-systems.io/camion/files/famitsu/43486/a65554407726e76d9ab4764adece910f1.jpg?x=767)
「で、ゲームとしての核は何? 巨大な不正を告発するようなストーリーにでも発展すんの?」と、頭の中がハテナマークだらけの人が大半だと思うが(まぁそういうストーリーにならないとも限らないが)、これはそのまま「グラフをいじることが楽しい」というゲームなのだ。
まぁ本当ならグラフの改ざんは数字とか矩形の形をビャッと変えてデジタルにパキッと行うものだけど、このゲームではプレイヤーのインタラクション(操作)に応じて有機的に変化するものとなっており、にゅるっと変形したりする。要は、本来は客観的な事実のはずなのに思いっきり恣意的に変更されるデータやグラフを生命のように扱った作品だと言えるだろう。
まぁ本当ならグラフの改ざんは数字とか矩形の形をビャッと変えてデジタルにパキッと行うものだけど、このゲームではプレイヤーのインタラクション(操作)に応じて有機的に変化するものとなっており、にゅるっと変形したりする。要は、本来は客観的な事実のはずなのに思いっきり恣意的に変更されるデータやグラフを生命のように扱った作品だと言えるだろう。
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Playableは、コンセント人間が繋がり合う『プラグ・アンド・プレイ』、ちっちゃいキャラがワラワラ動く『Kids』など、ユーモアに溢れた奇妙なインタラクティブ作品を送り出してきたインディーゲームチーム。彼らの作品を遊んだり見たことがある人なら、なんとなくそのノリがわかるんじゃないだろうか。
Playableの作品としてはインディーパブリッシャーのPanicから配信予定の蝿ゲー『Time Flies』(ギターの演奏など、蝿を操作して蝿がやらなそうな事をするゲーム)も控えており、両作品えどんなバカバカしい体験ができるか楽しみだ。
Playableの作品としてはインディーパブリッシャーのPanicから配信予定の蝿ゲー『Time Flies』(ギターの演奏など、蝿を操作して蝿がやらなそうな事をするゲーム)も控えており、両作品えどんなバカバカしい体験ができるか楽しみだ。
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