※先行体験会でのゲームバランスやテキスト内容は最終調整中のため、リリース時と異なる場合があります。あらかじめご了承ください。
基礎能力の上限
- スピード 2200
- スタミナ 1850
- パワー 1800
- 根性 1700
- 賢さ 1800
- スピード 2500
- スタミナ 2500
- パワー 2500
- 根性 2500
- 賢さ 2500
- 神速
- 英俊豪傑
- ネバーギブアップ
- 全身全霊
- 燃ゆる魂
- 気骨稜稜
“駿大祭編”のあらすじ
十二年に一度のお祭り“午式駿大祭”。
その祭りの特別な役割・神駒に数名の
ウマ娘が任命された。祭りの巫女は言う
“ウマ娘と人の絆のために”これより
始まるは古と──未来へ繋がるお話。

- ダイワスカーレット(※新衣装あり)
- ノーリーズン
- マヤノトップガン(※新サポカあり)
- ユキノビジン
- ブラストワンピース
ダイワスカーレットは流鏑馬(やぶさめ)(※作中では「馬」は2点表記)、ノーリーズンは神旗争奪戦(しんきそうだつせん)、ブラストワンピースは飛駆(とびかけ)、ユキノビジンは大曳神輿(おおびきみこし)、マヤノトップガンは納舞(のうぶ)の神駒に選ばれ、育成ウマ娘は5人をまとめるリーダーの神司駒(しんじく)として、綱手(つなで)のトレーナーと駿大祭に挑むことに。一同は巫女を務める“吾妻(あづま)様”から教えを授かり、日々の演目稽古に励みます。

個人的に膝を打ったのが、登場するウマ娘の適材適所感。たとえば、ノーリーズンはモデル馬が参戦したことでもおなじみの相馬野馬追(福島県の相双地方で開催される、国の重要無形民俗文化財に指定された伝統行事)でも行われる神旗争奪戦がベースですし、モデル馬が馬術の大会で結果を残しているブラストワンピースは馬術の飛越を想起させる飛駆の担当となります。神司の5人以外に穴守稲荷神社と縁の深いイナリワンらもシナリオに登場する点なども、祭事というテーマ性にとことん合わせている本育成シナリオならではという感じがしました。
また、『ウマ娘』の世界観に切り込んでいるのも本シナリオの特徴のひとつ。これまでネオユニバース育成時のキャラクターストーリーなどで、“別の世界”における馬(ウマ娘)と人間との関わりかたが観測・言及されるケースはありましたが、育成シナリオでガッツリと言及しているというのは珍しいなと。
吾妻(声:三石琴乃)
駿大祭編で友人枠のキャラクターとして登場するのが“吾妻”様。巫女として一同に駿大祭の教えを授ける神秘的なウマ娘で、サポートカードとしてもトレーナーを手助けしてくれます。


レアリティ/演目Lvの最大値/お出かけで演目Lvの獲得/演目稽古に登場
- SSR/10/各おでかけで+1/4人以下の演目稽古に登場
- R/6/各おでかけで+1/4人以下の演目稽古に登場
- 未編成/6/各おでかけで+1/未編成


……この機会にもう少しだけ脱線しますが、育成ウマ娘としてアヤベさんをお迎えしているトレーナーさんはぜひともトップ画面に置いてあげてほしいなと。氷壁に咲く一輪の花のような佇まいでありながらも、なんともふわふわしたことをつぶやくアヤベさんがたっぷりと拝めますので。筆者のお気に入りは、サンタのそりをトナカイの代わりにシベリアンハスキーが引いてもいいのではないかとフワフワしたことを言い始めるアヤベさんです。かわいい。
まだまだアヤベさんについて語りたいことはたくさんあるのですが、それ以上に今回、語りたかったのがトランセンドというウマ娘。その理由については……記事のラストに持っていこうかと思います。完全に余談ですが、よろしければそちらもお付き合いください。
駿大祭編の構造的な特徴:ウマ娘個別のシナリオイベントが発生
まず駿大祭編では、育成ウマ娘は駿大祭の成功と並行する形でURAファイナルズへチャレンジすることになります。つまり、ウマ娘個別の育成イベントはしっかり発生します。シナリオが進行することでデメリットのあるスキルがつくウマ娘(ナリタタイシンやスーパークリークなど)は当然ながら影響を受けるので、この点には注意が必要です。
駿大祭編の構造的な特徴:ジュニア級から合宿がある!


なお、合宿期間に目標レースがあるウマ娘を育成している場合、なんとそのぶん、合宿期間が延長されます。まさにトランセンドもレパードSが目標レースとなっているために、これまでの育成シナリオでは夏合宿の期間が実質的には少なくなる不利があったわけですが、ある種の救済措置が来てビックリしました。夏場に目標レースに出走することが多い短距離やダートのウマ娘にとってはありがたいポイントですね……。
なによりトランセンドを育成していなかったら気づかなかった(発生していなかった)情報なので、改めて彼女には感謝したいところです。
駿大祭編の構造的な特徴:シニア級10月後半で育成シナリオは一区切り
午式駿大祭のラストにはライブ楽曲『繚乱縁舞』が流れ、育成シナリオはクライマックスを迎えるものの、育成自体は12月後半、そしてURAファイナルズのチャレンジへと続きます。最後まで気を抜かずに育成を完遂させましょう。
ちなみにライブ楽曲『繚乱縁舞』は、ウマ娘たちの扇子を使ったパフォーマンスが堪能できる和風EDM。シナリオ内でも登場する“納舞”をイメージできるクールなライブ映像となっています。月を背に、紅葉がひらひらと舞い降りる舞台がまたキレイなんですよね。会場のボルテージを一気に高めてくれそうな楽曲なので、いつかライブで聴ける日が来たら……とワクワクしてしまいます。
駿大祭編のここがスゴい!(1): 演目稽古でパラメータがぐんぐん育つ
スピードは流鏑馬、スタミナは神旗争奪戦……といった具合に、実行時には強力なトレーニング効果となります。たとえば、Lv1の演目稽古時にはすべてのステータスが+10以上のボーナスが入り、スキルポイントの入手量が底上げされていました。


なお、駿大祭合宿時にはすべてのトレーニングが演目稽古となるのでパラメータが一気に伸びます。合宿前に体力が回復しないことを鑑みて、なるべく効率的に合宿したいですね……。
駿大祭編のここがスゴい!(2): シナリオで登場するウマ娘も演目ゲージを増やしてくれる
なお、お休みや目標レース外のレース出走などでも演目ゲージは上昇するものの、上昇量は最低保証の1。そのため、あまり目標レース外の出走などが多すぎると演目Lvが上がらないケースもありそう。
ジュニア級、シニア級の12月後半には“進捗発表会”が開催され、そこまでに達成した演目Lvに応じて、成功や大成功などの判定が出されます。……このあたりはほかの育成シナリオでもおなじみのシステムですね。こちらでいい判定をもらうためには、すべての演目稽古をこなして完成度を高めておかないといけません。先行体験会の時点では、進捗発表会のノルマはそこまできびしくなかった印象で、シニア級に至ってはまんべんなくトレーニングをこなしていたら、ほぼほぼノータイムでノルマを達成していました。


駿大祭編のここがスゴい!(3): “教え”の効果が強力
なので、それぞれのサポートカードにひとつずつバフをつけるような感覚で選択するとよさそうです。また、合宿前や進捗発表会に合わせて、ドラッグ&ドロップの簡単操作で教えのつけ替えが可能なのもポイント(逆に言えば、半年はつけ替えができません)。


教えの効果
教え名/教え効果/転成効果
- 絆の教え/編成サポートカードの絆ゲージプラス(効果は重複しない)、演目稽古でメイン基礎能力の獲得量アップ/演目稽古でメイン基礎能力の獲得量アップ、合宿中に演目担当の編成サポートカードから追加で1人トレーニングに現れる
- 得意率の教え/得意率アップ/得意率アップ、演目稽古の友情ボーナス
- ヒントの教え/ヒント発生率アップ/ヒント発生率アップ、演目稽古のヒントイベントで獲得するヒント+1
- 助力の教え/友情非発生時にトレーニング効果アップ、演目稽古で助力の支えを獲得(3回までトレーニング効果アップ)/友情非発生時にトレーニング効果アップ、演目稽古で助力の支えを獲得(3回までトレーニング効果アップ)
- 体力の教え/体力消費ダウン/演目稽古の体力消費ダウン
- 特化の教え/メイン基礎能力の獲得量アップ、基礎能力の獲得上限/なし
- 研鑽の教え/演目担当が参加しているトレーニングでイベント“追加の稽古”の発生率アップ/なし
- 協力の教え/友情ボーナスアップ、演目担当の編成サポートカードが追加でランダムな1箇所のトレーニングに現れる/なし
- 不屈の教え/体力によって失敗率ダウン/なし
- 両道の教え/サブ基礎能力の獲得量アップ、演目稽古のトレーニング効果アップ/なし
演目Lvに応じて教えの効果もアップしていき、たとえば不屈の教えは演目Lvが10になると体力に関わらずトレーニングの失敗率が100%ダウンしていました。Lv9では体力が5以上ないと失敗率のダウンが発生していなかったので、これだけでも使い勝手が違いそう。そういう観点からも演目Lvの最大値を上昇させるSSRサポートカード[いとどめでたき、まつりかな]吾妻が存在感を発揮しそうです。
教えの中でもユニークなのは、演目担当が参加しているトレーニングでイベント“追加の稽古”の発生率をアップさせる研鑽の教え。このイベントが発生すると、対応するパラメータが+20と大きく上昇するうえに演目ゲージも上がるので決して軽視できません。もしかするとひとつの上振れ要素になるのかも……?
駿大祭編のここがスゴい!(4): 教えは“転成”することでより強力に
1回目の進捗発表会の後にふたつ、2回目の進捗発表会のあとに3つの教えが獲得できるので、転成もそれに合わせた回数が実行可能。最終的には、すべての教えが転成効果を持った状態となります。
ただし、一度転成に使った教えは再転成不可で、進捗発表会で獲得した教えどうしの転成はできません。「後から手に入る教えが強力だからとっておきの教えを転成したい!」ととっておく場合は、クラシック級はその教えを転成せずに残しておかなければいけないわけですね。


教えの転成はさまざまな組み合わせが考えられるシステムなので、先行体験会に参加した各媒体のベテランライター陣も「う~ん……どうするのが正解なんだろう……」と唸っていました。強力な教えの組み合わせを探し出すのも本育成シナリオの大きな醍醐味となりそうです。
なお、おまかせ育成を複数回試してみたところ、すべてのパラメータに対応するサポートカードを入れて育成した場合、各パラメータは1700~1800で均等に。スキルポイントは7000を超えるトランセンドやアドマイヤベガが育成できました。
先行体験会のラストには、オートのおまかせ育成のウマ娘のみが出走できるメディア対抗ルームマッチが開催されたのですが、各メディアがS5前後の強力なウマ娘をくり出してきました。これまで以上に強力なウマ娘を育てやすいシナリオであるという点は間違いなさそうです。

事前人気は二番手だったものの、もろもろの条件がうまく行かずに掲示板着外に敗れてしまいました……。
1着は電ファミニコゲーマーさんのアーモンドアイ、2着は4Gamerさんのスティルインラブ、3着はAUTOMATONさんのスティルインラブという結果に。スティルインラブがふたりいるものの、いつもよりは追い込み勢の湿度が上がらなかった感じです。個人的には、シナリオリンクキャラクターとして登場したダイワスカーレット推しのインサイドさんにもがんばってほしかったんですが、やっぱりアイちゃんが強かったですね。



さて、最後に、今回筆者がトランセンドをどうしても育成したかった理由を記しておこうかと思います。

トランセンドを推したいポイント:トレちゃんとの稀有な関係性
育成ウマ娘として彼女が登場したのは、そこから約半月後。育成シナリオで全容が見えてきたトランセンドは、ほかのウマ娘とは一線を画すような存在でした。家柄を背負った誇り、周囲の期待、ライバルとの誓い、生き別れた妹のため……さまざまな理由で“勝たなければいけない戦い”をするウマ娘たちがいる中、トランセンドはそもそも自分が走ることをトレーナーに売り込まず、ほかのウマ娘たちの情報を伝えるという裏方に徹していました。
しかし、そんな彼女はやがて互いを信頼し合い、みずからの脚を使った“未知の世界”を探しに行くことになります。この関係性は『ウマ娘』の中でもとくにレアな感じだなと。
筆者は、トランセンドとトレちゃんとのフラットなやりとりもお気に入りです。重すぎる愛を抱えたスティルインラブや、甘酸っぱい空気が漂うブエナビスタなど、『ウマ娘』で描かれるトレーナーとウマ娘の関係性は本当にさまざま。どれも尊い関係性ではあるのですが、だからこそ、気の置けない友人どうしという“日常感”が愛おしく映るんですよね。
ガジェットやサブカルに詳しいという一面がクローズアップされることは多くありますが、シンプルにその人となり(ウマ娘なり?)が魅力的だからこそ、まわりに情報が集まるというのもあるんでしょう。
また、トランセンドの魅力を際立たせているのが、キャストである塚田悠衣さんの“絶妙な距離感”をにじませたお芝居。低めで親しみやすい声質は「まさにこれがトランセンド!」というぐらい不可分の領域ですし、そこにだら~っとしたゆるい空気とその奥底にある微細な心の動きがにじんでいるのがたまりません。
ソロ曲の『ZOKZOK』もいろいろなトランセンドを垣間見ることができたかと思いきや、突然、壮大で透き通るようなサビに感動させられるという楽曲。しかも、スペクトラム解析をするとなんと波形にトランセンドの顔が仕込まれているということがXでも一躍話題になりました。すごすぎるうえに、トランセンドならやりかねない……! 必聴です。
トランセンドを推したいポイント:日常のありかたを考えさせられる育成イベント
突然の自分語りで恐縮ですが、筆者も2020年のコロナ禍では多くのことを考えさせられました。当時はゲーム記事よりも声優さんのインタビュー記事をメインに執筆していたこともあって、コロナ禍の影響をダイレクトに受けている方々からお話を聞く機会がたびたびあったのですが、多くの方は「エンターテインメントは不急であっても不要ではない」ということを話していました。エンタメはライフラインとは直結しなくても、日常を取り戻したときに人々の心に寄り添って輝く“希望”のようなもの……そんな言葉に感銘を受けたものです。
トランセンドの育成イベントを読んで、筆者はまさにそのときの気持ちを思い出しました。筆者もエンタメにまつわる記事を書くライターとして、この業界の魅力を伝えていきたいと強く感じていますし、また、ひとりのトレーナーとして『ウマ娘』というコンテンツを楽しく遊べていることにも感謝をしております。
ちなみに、トランセンドは育成シナリオ“ごくらく♪ゆこま温泉郷”でも活躍しています。レース外の日常的な保養をテーマにしたシナリオだけにこちらもピッタリな役どころだったのかなと!(温泉探査機も集合知でアップデートできちゃうし)
トランセンドを推したいポイント:モデル馬が幸せそうでした
また、柵前で立ち尽くしているワンダーアキュートや、涼しいからかダービー優勝横断幕の前を動こうとしないタニノギムレットの姿もたいへんほほえましかったです。
マナーの遵守は絶対条件ですが、モデル馬を追う楽しみがあるというのも『ウマ娘』というコンテンツの楽しみのひとつなんですよね。ゲームという枠組みを超えて、これまで多くの人馬が作ってきた歴史に触れる機会をもらえるというか。だからこそ、筆者は『ウマ娘』をある種の歴史コンテンツのようにも捉えています。
今回体験させてもらった駿大祭編は、偶然にも人間とウマ娘との関わりかたにスポットライトを当てた物語。同じく北海道のノーザンホースパークでモデル馬を見学させてもらったブラストワンピースも活躍していて、愛おしさもさらにマシマシに。この相乗効果こそが『ウマ娘』の魅力だなと再認識させられました。
ちなみに『ぱかチューブっ!』では、シュヴァルグラン役の夏吉ゆうこさんとブラストワンピース役の紫月杏朱彩さんがノーザンホースパークを訪れ、それぞれのモチーフ馬と向き合う1日厩務員体験に挑んだ動画も上がっているのでこちらもオススメですよ~。


















