悪事千里へと繋がる物語
この第72話は、シーズン2の序盤(第4話・単行本9巻収録)である『悪事千里Ⅰ』へと繋がる物語だったのです(あのシーンはタイミング的には未来の話だったということです)。

かなり初期の段階から、西川さんの土下座シーンが描かれていましたが、当然ながらマンガを描いている松島幸太朗先生ご自身も「???」と意味が分からない状態でした。
もちろん、先生には「ちゃんと繋がりますので」とは伝えてはいたものの、ご本人はまるで意味が分かってはいませんでした。
(単行本の9巻を)読み返していただくとわかるのですが、直前のエピソードで「CC3で退職者が年間で15人出ている」という銀たちの会話と、西川さんのインタビュー発言の「年間20人の退職者」という数字の食い違いが出ていることも、伏線となっていたのでした。
そもそも、西川さんが代表となってCC4(サイバーコネクトフォー)になっているはずなのに、インタビューの中ではCC3(サイバーコネクトスリー)と言ってますからね。
そのへんはこの後のエピソードで語られていきますので、順に答え合わせをしていってください。
まぁ、そもそも誰が西川さんにインタビューしているのかも、まだ明かされてはいませんが、これから全部種明かしされていきますよ。
これまでで一番怒られそうな回でした

さすがにここまでパロディ、いや、オマージュしまくった表現は怒られるんじゃないか、とヒヤヒヤしていたのです。
幸太朗先生も「大丈夫ですか、これ?」と描きながらも心配されていましたが。
蓋を開けてみたら、そんなに読者からの指摘も無く、当の出版社からも怒られるようなことも無かったのでまぁ大丈夫だったみたいです(ひょっとしたら見逃していただいているだけかもしれませんが)。
ちなみに、こういう回は原作の脚本と同時に、該当する(パロディ元の)作品の画像を大量に渡しています。
だから毎度それを見た幸太朗先生からは「大丈夫ですか、これ?」と心配をされてしまうのですが、まぁ大丈夫だったので良しとしましょう。
今後はあまりやり過ぎないように気をつけます(確信犯)。
見開きが2回も入る贅沢な回でした
見開きが2回入っていますからね、そりゃページだって増えますよね(見開きだけで4ページ分あるわけですから)。
けど、基本的にBANK(過去シーンの転用)が多い回でもあるので、幸太朗先生の作画負担はそんなに多いわけでもなく、通常の15ページの作画作業と変わらない感じなので予定通りのスケジュールで進行してもらいました。

あと、最後の見開きですが、よく見るとモニターの中に治療が終わった後の石井輝義の姿も映っています(気づきましたか?)。
これはとくに幸太朗先生に指示をしていたわけでも無かったのですが、先生の判断で入れていただきました(以心伝心)。
やっぱり長く連載をやっていると、私(原作者)が考えていることがわかってくるようになるみたいです。
石井の顛末は、次巻以降のエピソードで語られる予定になっています。
シーズン2はここから一気に収束して完結します。
ぜひ、最後まで見届けてくださいね。
編集部コメント

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