仕方なく寝るのだが、それでも夢の中でどんな作戦がいいか考え始めてしまうくらい、ハマったら確実に沼ってしまうゲームなのである。

今回、2026年8月14日より配信された本作の体験版を先行で試遊することができたので、そのプレイリポートをお届けする。
パーティーを組んで行動順と条件を決めたら、あとはオートでダンジョンを突き進むだけ!
最初は4つのクラスしか使えないので、ファイター、ローグ、秘術師、プリーストの順に右から並べてみてもいい。ゲーム側でオススメパーティーを作ってもらうことも可能なので、まずはそれで試してみるのも手っ取り早い。

そして、キャラクターごとにスキル行動順を決める。これは、敵と遭遇したときに何をするか、あらかじめ決めておくというものだ。どのクラスも4つのスキルが設定されており、たとえばファイターなら、盾の強打(攻撃)、挑発(バフ)、鼓舞(バフ)、強打(攻撃)がある。これらのスキルは基本攻撃(ファイターなら盾の強打)以外はマナを消費し、強打は20のマナを消費するが20のダメージを与えることができる。基本スキルの盾の強打ならマナが10増えるので、どういう行動順なら効率よく敵にダメージを与えられるかを考えなければならない。
キャラクターの行動についてはもうひとつ、“条件を優先”を決めることができる。これは、スキル行動順よりも優先して、特定の条件を満たしたときに“誰がどの行動を行うか”を設定することができる。『ファイナルファンタジーXII』のガンビットシステムや『ユニコーンオーバーロード』の作戦システムに近いもので、これらが大好きな人にはたまらないはず。本作はジャンルについて“ガンビットライクゲーム”とも表記しており、このシステムで遊んだことがある人ならピンとくるだろう。


こんな感じで、攻撃も回復もバフ・デバフも、さまざまな条件をつけて設定することができる。ここが本作の楽しくも悩ましい部分なのだ。
ダンジョンをうまくクリアーできなくなってからが本番!?


ではどうすればいいのか。
キャラごとにスキル行動順や条件を再検討してみたり、パーティー編成を変えてみたり……と、あれこれ試すことになり、ガンビットライクゲームにいまいちなじみがなかった筆者は、ここから果てしない試行錯誤をくり返すことになった。
改めてゲームシステムをじっくりチェックしてみたところ、各ダンジョンに“スター”が設定されていることがわかった。何種類のクラスでクリアーしたか、どのくらいのティック(本作における時間の単位)でクリアーできたかなどで、ひとつのダンジョンにつき最大9つのスターを獲得することができる(体験版は8つまで)。この獲得したスターの数で新たなクラスやダンジョンがアンロックされていくので、「もしかしてもっと強いクラスを解放できれば、このダンジョンをクリアーできるのでは?」と思い、最初のダンジョンでもっとスターを獲得することはできないかと確認してみた。

すると、もっと早い時間でクリアーできれば新たなスターを獲得できることがわかった。つまり、より少ないティック数でクリアーすれば、新たなスターをゲットできるのである。そうすれば新たなクラスが解放できて、ふたつめのダンジョンがクリアーできるかもしれない。では、最初のダンジョンをもっと早くクリアーするためにはどうしたら……!?
各ダンジョンにあるランキングボードはいわばタイムアタック(より少ないティック数の人が上位になる)なので、つぎの行動までのティックが少ないクラスなら効率的なのか、一撃で高ダメージを出せるクラスはどれなのか、うまく調整して効率よく攻めていく必要がありそうだ。ということは……えっと……。
こんなことを考え始めたら、もう眠れない。夢に出てくるといった理由が、これでわかっていただけただろうか。Steamのストア情報にはパズルゲームとも書かれており、確かに最適解を探し出す試行錯誤はまさにパズル!



体験版は本日8月14日より配信開始! 製品版は2027年3月予定
遊べるダンジョンについては製品版だと20種あるが、体験版では6つまで。そのほか、遊べるモードとしてはメインのダンジョン以外に無限モードと周回モード(製品版のみ実装)が用意されており、ランキング上位を目指すプレイをし始めると、体験版だけで相当遊べてしまう。
製品版の発売後にはPvPやエディット機能の搭載を予定しているとのことで、そちらにも妄想を膨らませながら体験版を楽しんでみてほしい。
最後に、MoxensGameDevのMax氏からいただいたコメントを紹介しておこう。

本作のアイデアは、昔遊んでいた『World of Warcraft』で、同じダンジョンを何度も周回し、敵の配置や回復のタイミングを完璧に覚えるほど遊び込んだ経験から生まれました。「それなら、その動きをチームにプログラムできたらおもしろいのでは?」と思ったのがきっかけです。さらに『Darkest Dungeon』から影響を受け、2D・完全決定論・4対4のゲーム形式へと発展していきました。
プレイヤーには、自分で組み上げた作戦が思い描いた通りに動く様子を見て、「自分は名軍師だ」と感じてもらえたらうれしいです。そして、どんな勝利も初めて勝ったときのような喜びとして味わってもらえればと思っています。
▼作品概要











