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『もし敵なら:ぶっ飛ばせ!』はガンビットライクなパズルゲーム!? 見た目はダンジョンクロールRPGだけど、解法が見つかるまで眠れない底なしのゲームだった……!【体験版プレイレビュー】

『もし敵なら:ぶっ飛ばせ!』はガンビットライクなパズルゲーム!? 見た目はダンジョンクロールRPGだけど、解法が見つかるまで眠れない底なしのゲームだった……!【体験版プレイレビュー】
 MoxensGameDevから2027年3月発売予定のSteam版『もし敵なら:ぶっ飛ばせ!』は、オートバトルのダンジョンクロールRPGだ。ダンジョンと言っても迷路を探索していくようなものではなく、パーティーで一度ダンジョンに入ったら操作することは基本的になく、クリアーか全滅するまで自動でバトルが続く。
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 では、プレイヤーは何をするのかというと、ダンジョンに入る前の作戦設定だ。これがこのゲームのすべてであり、楽しくも悩ましいパズル要素の濃い一作となっている。
 もっと言えば、どのダンジョンもクリアーしてからが本番だ。ダンジョンごとにスコアボードが用意されているので、「こうすればもっと効率よく進めたかも」なんて考え始めると、作戦をあれこれ調整したくなる。ひとつのダンジョンは数分程度で終わるので、ダメだったら再度調整してまたダンジョンへ……と何度もくり返してしまい、あっという間に夜中を通り越して朝がやってくるのだ。

 仕方なく寝るのだが、それでも夢の中でどんな作戦がいいか考え始めてしまうくらい、ハマったら確実に沼ってしまうゲームなのである。
『もし敵なら:ぶっ飛ばせ!』はガンビットライクなパズルゲーム!? 見た目はダンジョンクロールRPGだけど、解法が見つかるまで眠れない底なしのゲームだった……!【体験版プレイリポート】

 今回、2026年8月14日より配信された本作の体験版を先行で試遊することができたので、そのプレイリポートをお届けする。

パーティーを組んで行動順と条件を決めたら、あとはオートでダンジョンを突き進むだけ!

 ゲーム進行はこうだ。まず4人でパーティーを組む。隊列には意味があって、隊列のいちばん右が敵に対する最前列、いちばん左が最後列となる。このあたりはよくあるパーティー制のRPGと同じだ。クラス(職業)によって効果的な配置もあるので、そのあたりを考えながらパーティーを編成してみよう。

 最初は4つのクラスしか使えないので、ファイター、ローグ、秘術師、プリーストの順に右から並べてみてもいい。ゲーム側でオススメパーティーを作ってもらうことも可能なので、まずはそれで試してみるのも手っ取り早い。
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 そして、キャラクターごとにスキル行動順を決める。これは、敵と遭遇したときに何をするか、あらかじめ決めておくというものだ。どのクラスも4つのスキルが設定されており、たとえばファイターなら、盾の強打(攻撃)、挑発(バフ)、鼓舞(バフ)、強打(攻撃)がある。これらのスキルは基本攻撃(ファイターなら盾の強打)以外はマナを消費し、強打は20のマナを消費するが20のダメージを与えることができる。基本スキルの盾の強打ならマナが10増えるので、どういう行動順なら効率よく敵にダメージを与えられるかを考えなければならない。

 キャラクターの行動についてはもうひとつ、“条件を優先”を決めることができる。これは、スキル行動順よりも優先して、特定の条件を満たしたときに“誰がどの行動を行うか”を設定することができる。『
ファイナルファンタジーXII』のガンビットシステムや『ユニコーンオーバーロード』の作戦システムに近いもので、これらが大好きな人にはたまらないはず。本作はジャンルについて“ガンビットライクゲーム”とも表記しており、このシステムで遊んだことがある人ならピンとくるだろう。
『もし敵なら:ぶっ飛ばせ!』はガンビットライクなパズルゲーム!? 見た目はダンジョンクロールRPGだけど、解法が見つかるまで眠れない底なしのゲームだった……!【体験版プレイリポート】
画面左下がスキル行動順、画面右下が条件を優先。
 たとえばプリーストの条件設定で“任意の英雄(キャラ)のHPが50未満になったら、クイックヒールでHPを20回復する”と設定しておくと、体力が減ったキャラのHPを回復してくれる。クイックヒールを通常の“スキル行動順”に設定しておいてもいいが、それだとHPがいちばん低いキャラを定期的に回復する、という行動になってしまい、あまり体力が減っていない状態でも回復行動をしてしまう。それだったら、回復については条件付けのほうに回して、できるだけ攻撃しておいたほうがいい。
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 こんな感じで、攻撃も回復もバフ・デバフも、さまざまな条件をつけて設定することができる。ここが本作の楽しくも悩ましい部分なのだ。

ダンジョンをうまくクリアーできなくなってからが本番!?

 最初のダンジョンはクリアーするだけならデフォルトからさほど調整せずともクリアーできるはず。だが、そのまま調子に乗ってつぎのダンジョンへ向かうと、まったく歯が立たない。
『もし敵なら:ぶっ飛ばせ!』はガンビットライクなパズルゲーム!? 見た目はダンジョンクロールRPGだけど、解法が見つかるまで眠れない底なしのゲームだった……!【体験版プレイリポート】『もし敵なら:ぶっ飛ばせ!』はガンビットライクなパズルゲーム!? 見た目はダンジョンクロールRPGだけど、解法が見つかるまで眠れない底なしのゲームだった……!【体験版プレイリポート】

 ではどうすればいいのか。

 キャラごとにスキル行動順や条件を再検討してみたり、パーティー編成を変えてみたり……と、あれこれ試すことになり、ガンビットライクゲームにいまいちなじみがなかった筆者は、ここから果てしない試行錯誤をくり返すことになった。

 改めてゲームシステムをじっくりチェックしてみたところ、各ダンジョンに“スター”が設定されていることがわかった。何種類のクラスでクリアーしたか、どのくらいのティック(本作における時間の単位)でクリアーできたかなどで、ひとつのダンジョンにつき最大9つのスターを獲得することができる(体験版は8つまで)。この獲得したスターの数で新たなクラスやダンジョンがアンロックされていくので、「もしかしてもっと強いクラスを解放できれば、このダンジョンをクリアーできるのでは?」と思い、最初のダンジョンでもっとスターを獲得することはできないかと確認してみた。
『もし敵なら:ぶっ飛ばせ!』はガンビットライクなパズルゲーム!? 見た目はダンジョンクロールRPGだけど、解法が見つかるまで眠れない底なしのゲームだった……!【体験版プレイリポート】

 すると、もっと早い時間でクリアーできれば新たなスターを獲得できることがわかった。つまり、より少ないティック数でクリアーすれば、新たなスターをゲットできるのである。そうすれば新たなクラスが解放できて、ふたつめのダンジョンがクリアーできるかもしれない。では、最初のダンジョンをもっと早くクリアーするためにはどうしたら……!?

 各ダンジョンにあるランキングボードはいわばタイムアタック(より少ないティック数の人が上位になる)なので、つぎの行動までのティックが少ないクラスなら効率的なのか、一撃で高ダメージを出せるクラスはどれなのか、うまく調整して効率よく攻めていく必要がありそうだ。ということは……えっと……。

 こんなことを考え始めたら、もう眠れない。夢に出てくるといった理由が、これでわかっていただけただろうか。Steamのストア情報にはパズルゲームとも書かれており、確かに最適解を探し出す試行錯誤はまさにパズル!
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体験版は本日8月14日より配信開始! 製品版は2027年3月予定

 今回配信開始となった体験版では、デフォルトの4クラスに加えて、ブラッドメイジ、パラディン、チャンピオン、氷術師、シャーマンの合計9クラスでパーティーを組むことができる。製品版ではネクロマンサーやバーサーカー、ゴーレムなど全16種が用意されている。

 遊べるダンジョンについては製品版だと20種あるが、体験版では6つまで。そのほか、遊べるモードとしてはメインのダンジョン以外に無限モードと周回モード(製品版のみ実装)が用意されており、ランキング上位を目指すプレイをし始めると、体験版だけで相当遊べてしまう。

 製品版の発売後にはPvPやエディット機能の搭載を予定しているとのことで、そちらにも妄想を膨らませながら体験版を楽しんでみてほしい。

 最後に、MoxensGameDevのMax氏からいただいたコメントを紹介しておこう。
『もし敵なら:ぶっ飛ばせ!』はガンビットライクなパズルゲーム!? 見た目はダンジョンクロールRPGだけど、解法が見つかるまで眠れない底なしのゲームだった……!【体験版プレイリポート】
Max(MoxensGameDev)
 ドイツ出身のデータアナリストで、カードゲームやビデオゲームのデザインも手掛けています。誰でも楽しめて、やり込めば奥深いゲーム作りを目指しています。

 本作のアイデアは、昔遊んでいた『
World of Warcraft』で、同じダンジョンを何度も周回し、敵の配置や回復のタイミングを完璧に覚えるほど遊び込んだ経験から生まれました。「それなら、その動きをチームにプログラムできたらおもしろいのでは?」と思ったのがきっかけです。さらに『Darkest Dungeon』から影響を受け、2D・完全決定論・4対4のゲーム形式へと発展していきました。

 プレイヤーには、自分で組み上げた作戦が思い描いた通りに動く様子を見て、「自分は名軍師だ」と感じてもらえたらうれしいです。そして、どんな勝利も初めて勝ったときのような喜びとして味わってもらえればと思っています。

▼作品概要
  • タイトル:もし敵なら:ぶっ飛ばせ!
  • 対応プラットフォーム:PC
  • 対応OS:Windows10 / 11
  • 発売日:2027年3月
  • 発売元:MoxensGameDev
  • ジャンル:ガンビットライクゲーム
  • 価格:2800~3800円[税込]予定
  • プレイ人数:1人
  • 公式サイト
  • 公式SNS
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