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こちらはディスプレイ内蔵キーボード“DS Pixel Pro”。キーボード内のストレージに動画や画像をアップロードすると、キーの背面にその画像・動画を表示させられるというデバイスだ。しかもただ動画や画像を表示するだけでなく、内蔵スピーカーから動画の音声も流せるという。おもしろ!
くわしく話を聞いてみたところ、こちらは10月にキックスターターを開始予定のキーボード。日本語のキー配置に対応したバージョンでリリース予定だという。価格は7万円台、2026年の販売を目安にもろもろ調整中とのこと。IPS液晶を左右それぞれ2台搭載しており、映し出される映像はかなりキレイだ。画像ならば左右それぞれのディスプレイに別々のものを表示でき、動画を流す場合は左右に同じものが流れる仕様であるという。
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またキーボードとして使用するには、ディスプレイ上に透明の特別なメカニカルキーパネルの設置を推奨するとも説明された。背面に流れる映像や画像が見えにくくなるのは残念だが、思えばキーボード使用中は自分の手でキーの背景どころかキーボード自体が見えにくくなるんだった。ならいいか。
指でディスプレイをタッチしても反応しないことはないようだが、キーボードとしての利便性を考えるとメカニカルキーパネルを置くのが上策だろう。
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見た目は100点満点、ガジェットオタクの心を掴んで離さない設計&仕様になっているが、肝心のスペックも気になるところ。ブースにいる方により詳しい話を聞いてみたところ、スペックにも意識を払っているという。
有線でも無線(Bluetooth)でも接続できるのはもちろん、ポーリングレート(1秒間にPCへ入力情報を送信する頻度)は最大で8000Hzにもなり、ゲーミングキーボードと比較しても遜色ないスペックを発揮するという。個人的な感覚の話になるが、打鍵感はソフトでかなり押しやすかった。
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いやいや、Android OS搭載でディスプレイも付いていたら、それはもうほぼパソコンじゃないですか。マウスもキーボードも接続できるらしいし、ディスプレイのサイズはおそらく20インチ前後。いや、やっぱりパソコンみたいなもんだって、これ。でも商品としてはスピーカー機能にこだわって開発されたものなので、これはスピーカーなのだそう。な、なるほど?
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私はスピーカーやオーディオに関する知識を豆粒ほども持っていないので、このスペックがどれほどのものなのかは不明。ただ説明を聞く限りでは、かなり力を入れていることがわかった。とくにスピーカーの重量は大事らしく、軽いと重低音の振動でスピーカー本体が動いてしまい、ノイズが混ざってしまうのだという。その点このデバイスはスピーカーが重低音で動かないよう、わざと重くしているのだとか。
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これらのデバイスを展示している未来MDはホール9(ブース番号 09-E13)に出展中。気になる人は足を運んでみてはいかがだろうか。