
当時の常識を覆す、2連射による爽快感が忘れられない
『ギャラガ』は、ナムコ(当時)から発売されたシューティングゲーム。もともとはナムコの古典的名作『ギャラクシアン』を引き継ぐ形で1981年9月にアーケード版として登場したタイトルで、本作はそのファミコン移植版となる。
アーケード版が超ロングヒットを記録していた名作だっただけに、登場から4年経過後の移植でもゲームファンは大喜びしたはずだ。実際筆者もファミコン版の発売までデパートのゲームコーナーなどで遊びまくっていた記憶がある。
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ミサイルは2発まで連射が可能で、これが爽快感を増大させてくれていたんだと思う。敵が間近にいれば連射すればするほどミサイルを間断なく発射できたため、あっという間に敵編隊なんかも撃破可能だった。これが大層気持ちよかったし、とにかく燃えて気分が盛り上がった覚えがある。
『スペースインベーダー』や『ギャラクシアン』といった超有名タイトルは単発攻撃で、撃ち損じた際のわずかながら攻撃の手が止まる瞬間に恐怖を感じていた。それだけに、本作では2連射できることがとにかくうれしかった。
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敵フォーメーションの最奥に鎮座する“ボスギャラガ”が飛来した際に“トラクタービーム”を発射。それをファイターが受けてしまうと、まさかの捕虜となってしまう。
再度ボスギャラガが捕虜を連れて攻撃してきた際に、敵だけを撃破できれば捕虜を取り返して待望のデュアルファイターへとパワーアップできるという寸法だ。自機の攻撃は最大4発になり攻撃範囲も広がるため、殲滅力の増加がすこぶる快感。
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いくつかステージをクリアーすると"チャレンジングステージ"と呼ばれるボーナスステージに挑戦できたのも斬新だった。敵がさまざまな編隊飛行してくるので、これの全滅を目指すという内容だが、大幅な得点アップが狙えるので腕の見せどころといった具合だった。誰しもが、有利なデュアルファイターでのチャレンジを目指していたはずだ。
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ちなみに『ギャラクシアン』、『ギャラガ』、『ギャプラス』、『ギャラガ'88』の4作品は、『ギャラガ』35周年の際に『ギャラガ・リーグ』と公式に名付けられ、スペースシューティングのシリーズ作品として生まれ変わっているので覚えておこう。
いま『ギャラガ』で遊びたいならNintendo Switchやプレイステーション4(PS4)用にハムスターから発売されているアーケードアーカイブス版がおすすめだ。ファミコン版にこだわるならNintendo Switchの『ナムコットコレクション』でプレイするといい。