『ドラクエIV』のあの機能を先取り!?


その名シリーズに連なる『ドラゴンスレイヤー英雄伝説』が描くのは、10年前に急逝した国王に代わって国を治めるアクダムと、その彼に立ち向かう主人公・王子セリオスの物語だ。

といった“ファンタジーもの”の王道とも言える不穏な展開から始まる本作は、第1章、第2章……と章仕立てで全6章の物語が展開する。


こうしたファンの期待感を一身に背負って登場した『ドラゴンスレイヤー英雄伝説』は、蓋を開けてみればコマンド選択方式のバトルを採用したオーソドックスなスタイルに斬新な試みを仕込んだRPGだった。
章仕立てで展開する物語や、コンピュータが状況を判断して自動的に戦闘を行う“オートバトルモード”と聞くと、『ドラゴンクエストIV 導かれし者たち』を想像する方も多いはず。なんと本作はそれらの機能を『ドラゴンクエストIV』に先駆けていち早く盛り込んでいたのだ。

理不尽な謎解きや難度の高さが当たり前だった時代にあって、本作ではシリーズで培ってきたノウハウをもとにハードルを下げているのだ。これはより多くの人が胸躍る物語やキャラクターの育成を楽しめるようにという想いがあったのだろう。

















