『モンスターハンター4』とは?

 『モンスターハンター』シリーズは、子どもから大人まで幅広い層がプレイし、社会現象にまでなっているアクションゲーム。プレイヤーは“ハンター”として、大剣やハンマーといった武器を手に、獰猛なモンスターを狩るのだ。モンスターとの息詰まる狩りを始め、ワイワイ楽しめるマルチプレイや充実のやりこみ要素など、ゲームとしての魅力に溢れており、初代『モンスターハンター』から約9年を経て、ゲームファンなら知らない人はいないほどのビッグタイトルへと成長した。

 『モンスターハンター4』は、そんな『モンスターハンター』シリーズ待望の最新作。武器系統やモンスターを始め、狩りを手伝ってくれる“オトモアイルー”や、モンスターやハンターをに影響を及ぼす“狂竜ウイルス”といった、多数の新要素が追加されているのだ。さらに、ファンが待ち望んだ、ネットワークを介してのマルチプレイも搭載されるなど、間違いなく『モンスターハンター』シリーズ最高のデキに仕上がっている本作。ここでは、その魅力を5つに分けて紹介しよう。

■新要素その1:一新された世界観

 ハンターたちは、大自然が広がるフィールドへとくり出し、そこに生息するモンスターを狩ることを生業としている。『モンスターハンター4』では、見渡す限り金色の野が広がる“遺跡平原”や、巨大な鉱石が転がる“地底洞窟”、命豊かな平原“原生林”といった場所が舞台となるのだ。さらには、入るたびにエリアやモンスターの種類などが変化する“未知の樹海”も存在。未知の樹海では、従来とはひと味異なる狩りを楽しむことができる。

 また、ハンターが拠点とする村にも、大きな変更が加わっている。『モンスターハンター4』では、移動する“キャラバン”を軸に、いくつかの村を訪れながら物語を進めていくことになるのだ。地底の奥深くに存在する“ナグリ村”や、アイルーたちがのんびりと暮らす“チコ村”など、それぞれの村はどこも特徴的で、活気に溢れている。

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▲原生林や氷海などといった新たなフィールドには、ギミックも用意されている。たとえば氷海では、天井から下がったツララを伝って移動できるのだ。

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▲プレイヤーは、“団長”が率いる“我らの団”というキャラバンに所属しながら、世界中を旅していく。

■新要素その2:武器系統や新アクションを追加

 ハンターが使う武器は、片手剣、太刀、ランス、ボウガンなど、総計14種類。このうち、『モンスターハンター4』では、新たに“操虫棍”と“チャージアックス”が加わった。操虫棍は、その名の通り、虫を使役する武器だ。猟虫と呼ばれる虫に指示を出してモンスターのエキスを吸い取らせ、それによって自分の能力を強化することができる。もう一方の新武器であるチャージアックスは、剣モードから斧モードへと“変形”するのが特徴。剣撃エネルギーを溜めてチャージして斧モードに変形し、一撃必殺の属性解放斬りを叩き込む、というスタイルが持ち味だ。このほか、既存の武器にも新アクションがいくつか追加されており、シリーズ作と同じ武器を使っても、新鮮な気持ちで狩りを楽しむことができるだろう。

 新アクションは、武器固有のものだけではない。その際たる例が、フィールドの高低差を活かしたアクションの数々だ。『モンスターハンター4』では、段差を利用してジャンプ行動を行ったり、壁に張り付いているときに、そこからジャンプをすることができる。ジャンプ中は攻撃をくり出すことが可能で、ジャンプ攻撃がモンスターの特定部位に当たれば、モンスターの背に乗って攻撃を叩き込めるのだ。この“乗り状態”での攻防は、『モンスターハンター4』における醍醐味のひとつと言えるだろう。なお、操虫棍やランスは、場所を選ばすジャンプすることもできる。これらの武器を使うときは、積極的に狙ってみるといい。

※それぞれの武器の詳細はこちら

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▲新たに加わった、操虫棍とチャージアックス。どちらも、独自の魅力に溢れている。

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▲ハンターがモンスターに飛び乗って、ナイフで背中を攻撃する。暴れるモンスターに耐えながらモンスターにダメージを与えていくとモンスターは転倒し、スキだらけとなるのだ。すかさず追撃を叩き込め。

■新要素その3:危険さを増す新モンスター

 謎に満ちた“ゴア・マガラ”、二重床を自在に移動する“ケチャワチャ”、ゲリョスすら捕獲してしまう“ネルスキュラ”……。狩りのターゲットとなるモンスターたちは、どれもひとクセあるものばかり。しかし、苦しい狩りであればあるほど、乗り越えたときの達成感もまた大きい。ゴア・マガラを狩れたとき、感動に打ち震えるであろうことは、想像に難くないはずだ。

 また、イャンクックやゲリョスを筆頭に、シリーズ作で人気だったモンスターが復活を遂げている点にも注目。とくに、クシャルダオラやテオ・テスカトルといった古龍と呼ばれる大型モンスターには、辛酸を嘗めさせられたという人も多いだろう。いまこそ、磨き上げたその実力を存分に発揮して、手強いモンスターとの狩りに挑め!

※新モンスターの詳細はこちら

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▲ゴア・マガラは、周囲に鱗粉を散布する。これによって感知能力を高めているのだが、その感知能力がピークに達すると、自ら狂竜化して行動が大きく変化。

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▲狂竜化モンスターの攻撃をくらうとハンターは、狂竜ウイルスに感染して克服できないと体力が自然に回復することができなくなってしまう。しかし、克服できれば、武器の会心率がアップする恩恵があるのだ。

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▲ゲリョスやイャンクック、ババコンガなど、シリーズのファンにはおなじみの面々。

■新要素その4:かわいいだけじゃないオトモアイルー

 モンスターを狩る際は、アイルーたちがサポートしてくれる。『モンスターハンター4』では2匹のアイルーを連れて行くことが可能で、そのうち1匹は“メインオトモ”として、細かくキャラメイクをすることが可能だ。ハンターと同様に、オトモアイルーも装備を変更すれば見た目も変わる。これらで自分好みのアイルーにすれば、愛着が湧くことは間違いない。また、『モンスターハンター4』のアイルーは、2匹で力を合わせて、強力な“合体技”を放つことがある。当たれば大ダメージを与えられるので、これまで以上に頼りになるのだ。

 オトモアイルーたちのパラダイスである“ぽかぽか島”では、控えのオトモアイルーたちで“モンニャン隊”を結成し、クエストに派遣させられる。クエストはモンスターの体力をゼロにできれば勝利だ。いいアイテムを獲得できるかは、彼らの手にかかっている……かも。

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▲それぞれのオトモアイルーは、“トレンド”と呼ばれる能力を持っており、トレンドによって行動特性が変化する。また、メインオトモの能力は、レギュラーに選抜したオトモアイルーたちによって変化するのだ。

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▲コミカルな演出が楽しいモンニャン隊。クエストは自分で行わず、オトモに任せることも可能。ただし、結果がどうなるかは……?

■新要素その5:インターネットマルチプレイ

 仲間と狩りの喜びを共有できる最大4人でのマルチプレイは、『モンスターハンター』シリーズ最大の魅力。『モンスターハンター4』では、ニンテンドー3DSや3DS LLを持ち寄ってのマルチプレイはもちろん、インターネット通信を介して、遠方のプレイヤーといっしょに遊ぶことが可能になった。自宅で、友だちの家で、外出先で、どこでもマルチプレイを楽しもう!

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▲インターネット通信によるプレイ料金は無料。プレイ料金は無料。無線でインターネット接続できる環境が整えば好きなだけ楽しめる。

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モンスターハンター4
発売日:2013年9月14日(土)
価格:5990円[税込]
対応ハード:ニンテンドー3DS
ジャンル:ハンティングアクション
プレイ人数:1人
(通信マルチプレイ 2~4人)
CERO:C(15才以上対象)
周辺機器:拡張スライドパッド対応
通信:ローカルプレイ、
 インターネットマルチプレイ(無料)、
 すれちがい通信対応

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