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2K 20周年記念特集
ゲーム業界牽引する
2K軌跡
人気タイトルとも
ANNIVERSARY

ゲームメーカー2Kの誕生20周年を記念して、同社の功績やこれまでに世に送り出してきた人気タイトルの特徴を紹介していく。

 『バイオショック』シリーズや『ボーダーランズ』シリーズ、『シドマイヤーズ シヴィライゼーション』シリーズ、『マフィア』シリーズなど、数多くの人気タイトルを世に送り出してきたゲーム会社2Kが、2025年に設立20周年を迎えた。今回はそれを記念して、2Kの功績や歴代の人気タイトルなどを紹介していく。ともに2Kの20周年を盛大に祝おう!

※この記事は2Kの提供でお届けしています。

ABOUT2Kとは

 世界規模でゲームソフトウェア開発・販売を展開しているテイクツー・インタラクティブ。複数のレーベルを持つ同社のゲーム事業だが、おなじみなものと言えば、ひとつは『グランド・セフト・オート』シリーズや『レッド・デッド・リデンプション』シリーズなどでおなじみのロックスター・ゲームス、そして、もうひとつが今回の主役である2Kだ。

 2Kは、テイクツー・インタラクティブの子会社として2005年に設立された。このレーベルは、2K Games、2K Sports、2K Playという3部門で構成されている。2K Games はFPSを始めとしたコアユーザー向けのタイトル、2K Sportsはスポーツ系に特化したタイトル、2K Playはカジュアルさを特徴とするタイトルを、それぞれ開発・販売している。

 なお、各タイトルは2Kがパブリッシャーを努め、開発は社内スタジオや外部スタジオが担当している。『シドマイヤーズ シヴィライゼーション』シリーズはFiraxis Gamesが、『マフィア』シリーズはHangar 13が、『NBA 2K』シリーズはVisual Conceptsが、といった具合だ。

 ジャンルの多彩さに加え、ユニークなゲーム性も2Kの大きな魅力だ。たとえば、ホラーな世界観で展開されるFPS『バイオショック』、裏社会で生きる男たちの生き様を描いたアクション・アドベンチャーゲーム『マフィア』、実在した偉人たちと競い合いながら文明を築き上げていくシミュレーション『シドマイヤーズ シヴィライゼーション』、NBA(アメリカプロバスケットボール協会)公認のバスケットゲーム『NBA 2K』などがあり、独自の世界観とゲームシステムによって多くのユーザーを魅了し続けている。

バイオショック
NBA 2K25

HISTORY2K軌跡

 ここからは、2Kの20年の歩みや功績を、代表的なトピックとともに振り返っていく。

20051

2K(2K Games/2K Sports)を設立

 テイクツー・インタラクティブは、セガからVisual Conceptsを買収し、2K Gamesとそのサブブランドとして2K Sportsを設立した。過激な描写が多かったロックスター・ゲームスとは異なり、一般向け・カジュアル向けの路線を確保することに成功した。以降、2Kはロックスター・ゲームスとともに、テイクツー・インタラクティブを支える屋台骨としての役割を担っている。

Xbox 360向けに『NBA 2K6』をリリース。次世代機で『NBA 2K』シリーズの新たな可能性を見せつける

 2005年9月に、2K初の『NBA 2K』シリーズ『NBA 2K6』が、プレイステーション2、Xbox向けに発売された。同年11月には、Xbox 360版もリリースされ、次世代機がもたらすリアルなグラフィックによる迫力のある描写が多くのNBAファンを魅了。次世代機によるスポーツゲームの新たな魅力と可能性を、ユーザーに強く印象付けた。

200510

2Kとしては初の『シヴィライゼーション』シリーズをリリース。宗教と偉人の要素を初採用

 2005年10月、2Kは歴史の中で文明を導き築いていくターン制ストラテジーゲーム『シヴィライゼーション』シリーズの第4作『シドマイヤーズ シヴィライゼーション IV』をリリースした。開発はFiraxis Games。2Kにとって初の『シヴィライゼーション』作品となる本作では、マップ全体に広がる“宗教”と、クラスに固有の能力を持つ“偉人”が初めて導入された。

 大幅に進化した本作に、「あと1ターンだけ……」「あと1時間だけ……」と言いながら徹夜してしまうほど熱中するプレイヤーが続出。その完成度の高さから、多くのユーザーに“2005年最高のストラテジーゲーム”と称された。

20078

革新的名作『バイオショック』誕生。後のFPSに多大な影響を与える

 崩壊した海底都市“ラプチャー”を舞台にしたアクション・アドベンチャーFPS『バイオショック』が、Xbox 360およびPC向けにリリースされた。翌年の2008年には日本語版も発売。本作は、1960年代のアメリカをフィーチャーした世界観や、多彩な武器と超能力を駆使したダイナミックかつ幻想的な戦闘が話題を呼んだ。水中都市ラプチャーでくり広げられる、“自分(プレイヤー)は何者なのか”を問う奥深いストーリーも高く評価された。

 一般ユーザーのみならず業界内でも大きな反響を呼んだ本作は、英国アカデミー賞 ゲーム部門 ベストゲーム賞を始め、数々のアワードを受賞。2Kを代表するタイトルとして大きな成功を収め、その独自性の強いゲームシステムやストーリー、世界観は、後のFPS作品に多大な影響を与えた。

200910

多くのゲーマーに衝撃を与えた名作であり快作『ボーダーランズ』爆誕

 Gearbox Software開発による『ボーダーランズ』は、辺境の惑星“パンドラ”を舞台に、一攫千金を狙うハンターであるプレイヤーが、覆面をつけた盗賊や凶暴な野生クリーチャーの討伐に挑むロールプレイング・シューターである。

 世紀末のようなパンドラの風景や、イカれた言動をくり返す無法者たちなど、いわゆる“ヒャッハー系”とも呼べる世界観とキャラクターが強烈な印象を残す。本作の世界には、モラルも常識も存在しない。ストーリーを進めると、多種多様な奇人変人が味方あるいは敵として登場し、あらゆる意味でゲームを盛り上げてくれる。一度プレイすれば、そのぶっ飛んだ内容に、誰もが思わず笑顔になるだろう。

 また、本作はFPSにRPG要素を組み合わせた作品としても知られている。レベルアップによってスキルを習得したり、ランダムな特性が付いた武器を獲得したりすることで、自分だけのビルドを構築可能だ。

 同じFPSでありながら、『バイオショック』とは異なる独自のおもしろさと魅力を確立した『ボーダーランズ』は、圧倒的な人気を博し、以後、ナンバリングタイトルやスピンオフタイトルが多数リリースされた。とくに続編の『ボーダーランズ2』はシリーズ随一の評価を受け、数々の賞にもノミネートされている。

201010

『マフィア2』がリリース。シリーズの止まっていた時計が動き出す

 2002年に発売された『Mafia: The City of Lost Heaven』の続編として、『マフィア2』がリリースされた。8年ぶりの新作となった本作は、オープンワールドで再現された1940〜50年代の街を舞台に、主人公がギャングとして成長していく姿を描いている。

 渋くも残酷なマフィアの生き様を如実に描いたストーリーと、自由度の高いオープンワールドでのゲーム性が世界中のプレイヤーを魅了し、2Kを代表する看板タイトルのひとつとなった。

20112

『シドマイヤーズ シヴィライゼーション IV』のテーマソングがグラミー賞を受賞

 クリストファー・ティン氏が手掛けた『シドマイヤーズ シヴィライゼーション IV』のテーマソング“Baba Yetu”が、グラミー賞の“最優秀ヴォーカル入りインストゥルメンタル編曲賞”を受賞した。また、ティン氏はのちに『シドマイヤーズ シヴィライゼーション VI』のテーマソングも担当している。

201210

『XCOM: Enemy Unknown』によってストラテジーの新たな分野を開拓

 1994年に発売され、絶大な人気を誇ったストラテジーゲーム『X-COM: UFO Defense』のリメイクである本作は、エイリアンと人類の戦いを描いたターン制のSFストラテジーである。動きの少ない従来のターン制ストラテジーに、TPS風のカバーアクションやアクション性の高いカットシーンを盛り込み、戦闘の迫力を高めつつ、操作する楽しさを加えている。

 各ユニットにはクラスやスキルが設定されており、それが戦略性にさらなる深みをもたらした。さらに、ユニットは一度倒されると復活しないという、ややシビアな要素もあり、コアゲーマーの心をくすぐった。

 『X-COM: UFO Defense』の世界観や魅力を活かしつつ、見事なリメイクに仕上げた本作は、2012年のVGXアワード“ベストPCゲーム”、2013年の英国アカデミー賞“ゲーム部門ストラテジー賞”を受賞した。これにより、2Kはターン制ストラテジーの新たな魅力を世界中に発信することに成功した。

201310

2K初の『WWE』シリーズ『WWE 2K14』をリリース。プロレス界にも2Kの名を轟かせる

 アメリカのプロレス団体WWEを題材にした3Dプロレスアクションゲーム『WWE』シリーズは、2013年から2Kがそのシリーズを引き継ぎ、『WWE 2K』としてリリースされた。実在する選手を自由に操り、リング上でダイナミックなプロレス技をくり出せる本作は、プロレスファンの心を鷲掴みにし続けている。

20172

NBA 2K eLeagueが発足。『NBA 2K』シリーズへの関心が高まる

 アメリカプロバスケットボール協会(NBA)と テイクツー・インタラクティブは、バスケットボールの試合を全世界に届ける新たなプロフェッショナル競技ゲームリーグ“NBA 2K eLeague(後のNBA 2K League)”を発足させる計画を発表した。これにより、米国のプロスポーツリーグが運営する初の公式eスポーツリーグが誕生し、スポーツゲーム業界に旋風を巻き起こした。

 この出来事が追い風となり、2016年9月に発売された『NBA 2K17』は全世界で販売本数700万本以上を記録。さらに、翌年の2017年9月に発売された『NBA 2K18』は全世界で1000万本以上を売り上げ、シリーズの売上記録を更新した。『NBA 2K』シリーズは、さらなる躍進を遂げることとなった。

20188

シリーズ初の公式ライセンスを受けたゴルフゲーム『ザ・ゴルフクラブ 2019』が登場

 2014年から続く人気シリーズ『ザ・ゴルフクラブ』は、『ザ・ゴルフクラブ 2019』にてアメリカのプロゴルフ協会の公式ライセンスを取得し、複数の公認スポーツゲームを有する企業としてその知名度をさらに押し上げることに成功した。なお、本シリーズは2020年から『ゴルフ PGAツアー2K』というタイトルに変更されている。

20189

20周年を迎えた『NBA 2K』が革新的な進化を遂げる

 2Kはシリーズ20周年記念作品となる『NBA 2K19』を発売した。グラフィックの向上や選手のモーション追加といったビジュアル面の進化に加え、試合中に選手のテンションが上がることで能力が強化され、専用の演出が挿入される“テイクオーバーシステム”や、AIの強化によるゲーム面全体の改善といった革新的なシステムを導入。これにより、シリーズのさらなる進化と発展が期待される一作となった。

20239

『NBA 2K24』発売。ProPLAYによって『NBA 2K』が新時代に突入

 “ProPLAY”とは、プレイステーション5およびXbox Series X|S版の『NBA 2K24』に搭載された新システムで、NBAの実際の試合における動きをゲームに直接取り込むものだ。従来のモーションキャプチャーとは一線を画し、本物のバスケットボールの動作をゲームで再現できるようになった。

 リアルな動きを、本物の動きへと進化させたProPLAYは、スポーツゲーム界における歴史的な快挙とも言えるシステムだ。現在は『NBA 2K』シリーズでしか採用されていないが、今後はほかのスポーツゲームにも採用される可能性が高いため、スポーツゲームへの期待と興奮はますます高まるだろう。

2024

2025

2Kの進化と躍進はこれからも続いていく

 2Kは2024年、『NBA 2K』シリーズの最新作『NBA 2K25』に加え、テニスゲームシリーズの最新作『TopSpin 2K25』をリリース。2Kの名を冠するスポーツゲームを新たに打ちだし、スポーツゲーム界での地位をより盤石なものへとした。

2025年2月には『シドマイヤーズ シヴィライゼーション VII』と『ゴルフ PGAツアー2K25』、3月には『WWE 2K25』を相次いでリリースし、大きな話題を呼んだ。今年はほかにも『ボーダーランズ4』や『マフィア:オリジン ~裏切りの祖国』のリリースも控えており、2Kの躍進はこれからさらに加速していくことだろう。

SERIES2K代表する
人気シリーズ
魅力迫る

 2Kには『シドマイヤーズ シヴィライゼーション』や『ボーダーランズ』といった、人気シリーズタイトルが数多く存在する。ここではそんな人気シリーズの特徴や各タイトルの魅力をお伝えしていく。なお、ハードによって発売日が異なるマルチプラットフォームのタイトルは、もっとも早い発売日を表記している。

『シドマイヤーズ シヴィライゼーション』シリーズ

 アメリカのゲームデザイナーであるシド・マイヤー氏が生みの親となる、Firaxis Games開発によるターン制ストラテジーゲーム。1991年にシリーズ1作目が誕生し、世界的に大ヒットした本作の世界累計販売本数は7300万本以上を記録している。さまざまな歴史ゲームやストラテジーゲームに影響を与えた人気シリーズである。

 プレイヤーは著名な歴史上の指導者となり、経済、政治、軍事の決断を下しながら、文明を発展させて世界に名を残す最強の国家を築いていく。文明は国を意味し、日本やアメリカ、イギリス、エジプトなど、さまざまな文明が登場する。新しいシリーズ作品では、50を超える文明が登場する。

 指導者も本作の魅力のひとつで、シリーズ作には、北条時宗や徳川家康、ルーズベルト、クレオパトラなど、誰もが一度は聞いたことがある指導者が登場している。プレイヤーは彼らを操り、土地を開拓したり、産業を発展させたり、敵対文明と戦争をくり広げながら文明の発展を目指す。

 なお、プレイヤーは特定の年数に到達するまでに、複数ある勝利条件の中からいずれかを達成することで勝利となる。単純に武力でほかの国を制圧するというわかりやすいものから、世界会議を主導して外交的勝利を得る、宗教を世界中に広める、科学を発展させて誰よりも早く月に到達するなど、多彩な勝利条件が用意されており、自分のプレイスタイルに合った戦略を楽しむことができる。

『シドマイヤーズ シヴィライゼーション IV』(2005年10月25日発売/PC)

 本作から文明に生きる人々に大きな影響を与える“宗教”とユニークな能力によって文明の発展を手助けする“偉人”のシステムが登場。

 さらに、シリーズ初となるひとつの文明に対して複数の指導者から選択できるシステムが登場し、同じ文明でも指導者によって戦略が大きく変化するという新たな遊びがプラスされた。

『シドマイヤーズ シヴィライゼーション V』(​2010年9月21日発売/PC)

 シリーズ5作目のナンバリングタイトルとなる本作では、さまざまな形でプレイヤーに影響を与える“都市国家”、指導者間の研究協定、六角形のマップタイルなど、後のシリーズではおなじみとなった数多くの要素が登場。

 とくに都市国家は、同盟を結ぶことで、これまでにない恩恵をプレイヤーにもたらし、それが新たな戦略性を生み出したのも大きい。

『シドマイヤーズ シヴィライゼーション VI』(2016年10月21日発売/Nintendo Switch、プレイステーション4、Xbox One、iOS、Android、PC)

 前作からグラフィックやシステムが大幅に進化し、プレイ時の歯応えとわかりやすさが向上。ボードゲームのようにカジュアルかつ熱中して遊べるようになり、これまでシリーズに触れたことのなかった新規プレイヤーが多く『シドマイヤーズ シヴィライゼーション』デビューを果たした。また、本作からマルチプラットフォームに対応し、さまざまなハードでプレイできるようになった点も印象的だ。

『シドマイヤーズ シヴィライゼーション VII』(​2025年2月11日発売/Nintendo Switch、プレイステーション5、プレイステーション4、Xbox Series X|S、Xbox One、PC)

 2025年2月11日にリリースされ、現在絶賛発売中の『シドマイヤーズ シヴィライゼーション VII』。従来のシリーズでは文明と指導者はセットだったが、本作からは文明と指導者を自由に選べるようになった。初期状態で選択できる文明が10、指導者が26人いるため、260通りのパターンが存在し、より多様なプレイスタイルに対応できるようになっている。

 ゲームの進行にも変更が加えられた。これまではゲームスタートから終了まで地続きだったが、本作からは文明が古代、探検の時代、近代といった感じに分割されるようになった。文明が変わる際、引き継げるものと引き継げないものがあり、つねに新鮮な気持ちで文明発展を楽しめるようになった。

『ボーダーランズ』シリーズ

 FPSにRPGの要素とハックアンドスラッシュ(トレジャーハント)の要素を組み合わせた、いわゆるルートシューターと呼ばれるFPSスタイルのRPG。プレイヤーは賞金稼ぎ“ヴォルト・ハンター”となり、奇人変人が蔓延る世界を生き抜いていく。開発を手掛けるのはGearbox Software。

 本作に登場するキャラクターは、どいつもこいつも頭のネジが1、2本吹き飛んでいるヒャッハーな者たちが多く、彼らが織りなすコミカルなストーリーにはクセになるおもしろさがある。

 ゲームシステムはFPSにRPG要素を組み込んだものとなっている。プレイヤーが操作するキャラクターはレベルアップによりスキルポイントを獲得し、それを使ってキャラクターが持つ3つのスキルツリーを自由に強化できる。同じキャラクターでも強化するスキルによって戦闘スタイルが大きく変化するため、自分のプレイスタイルに合ったキャラクターを作成できる。

 キャラクターが装備する銃やシールドにはレアリティに加え、ランダムに特性(ステータス)が付与されており、拾うたびに性能が大きく変化する。自分のビルドに合った装備品を見つけるためにボスを周回するなど、リピート性の強さも本作の特徴のひとつだ。

『ボーダーランズ』(2010年2月25日/Nintendo Switch、プレイステーション4、Xbox One、PC)

 記念すべきシリーズ1作目。辺境の惑星パンドラを舞台に、銃やタレットの扱いに長けたローランド(ソルジャー)、耐久性が高く爆破系武器が得意なブリック(バーサーカー)、狙撃とアイテム収集が得意なモーデカイ(ハンター)、高速移動を始めとした特殊な能力を扱えるリリス(セイレーン)という4人から好きなキャラクターを選び、冒険へと出かける。

 コミカルかつキュートだけれど、鬱陶しく臆病者な小型ロボットのクラップトラップや、被害妄想に取りつかれた考古学者のタニスなど、後のシリーズにも登場する名物キャラクターが数多く登場。

 また、1作目からマルチプレイにも対応しており、ドロップした装備品は早い者勝ち(共有)だったため、知らない人とのマルチプレイは殺伐としていたのも、いまとなってはいい思い出だ。

『ボーダーランズ2』(2012年9月18日/Nintendo Switch、プレイステーション5、プレイステーション4、プレイステーション3、プレイステーションVita、Xbox One、Xbox360、PC)

 前作『ボーダーランズ』のシステムを踏襲しつつ、あらゆるものをパワーアップさせたシリーズ2作目。フィールドは広大になり、ストーリーやキャラクターはクレイジーさを増し、装備品の種類も大幅に拡充。ユニークなスキルが増えたことで、前作以上にビルド作りが楽しくなった。

 本作の主人公は万能な銃使いアクストン(コマンドー)、敵を拘束する能力を持つマヤ(セイレーン)、ステルスと近接が得意なゼロ(アサシン)、両手に銃を持って暴れられるサルバドール(ガンザーガー)、相棒ロボット・デストラップとともに戦うゲイジ(メクロマンサー)、自傷能力で戦うクリーグ(サイコ)の6名。なお、ゲイジとクリーグはDLCにて追加されたキャラクターだ。

 プレイヤーは、ゲーム内に登場する企業“ハイペリオン”のCEOであるハンサム・ジャックの野望を阻止するために、広大になったパンドラを大冒険する。『ボーダーランズ』の主人公たちが組織を結成し、『2』の主人公たちと共闘するアツい展開も見どころのひとつ。

『ボーダーランズ プリシークエル』(2014年10月14日/プレイステーション4、プレイステーション3、Xbox One、Xbox360、PC)

 『ボーダーランズ2』の前日譚を描いたシューティングRPG。プレイヤーはハンサム・ジャックに雇われた主人公として、月で巻き起こる騒動を解決するために各地を奔走する。ストーリーでは、なぜハンサム・ジャックが悪に染まってしまったのかが描かれている。

 主人公はブレードの付いた円盤状のシールドを使いこなすアテナ(グラディエーター)、西部劇のガンマンのように銃を扱うニーシャ(ロウブリンガー)、2機のドローンで戦うウィルヘルム(エンフォーサー)、特殊スキル“VaultHunter.exe”を駆使するクラップトラップ(フラグトラップ)、分身能力を持つハンサム・ジャックの影武者の5名。影武者はDLC限定だ。

 月という特殊な環境も本作の見どころのひとつ。低重力により、プレイヤーは縦横無尽に浮遊感のあるジャンプや移動を行うことができ、従来とは異なるアクション性を楽しめる。その代わりに、プレイヤーの生死を左右する酸素ゲージが追加され、小まめな酸素補充が必要となった。

『テイルズ・フロム・ザ・ボーダーランズ』(2014年11月25日発売/Nintendo Switch、プレイステーション4、プレイステーション3、Xbox One、Xbox 360、PC)

 2014年から2015年にかけて配信されたタイトルで、『ボーダーランズ2』と『ボーダーランズ3』の間を舞台とするナラティブアドベンチャー。開発を担当するのはTelltale Games。

 異なる野心を抱く詐欺師のフィオナとハイペリオン社の社員リースが主人公として登場。従来のFPSと異なり、プレイヤーの選択によってストーリーが変化するナラティブアドベンチャー方式を採用しており、選択次第でユーモアに溢れるものから胸を締め付けられるものまで、予想できないストーリーが展開されていく。なお、主人公のリースは『ボーダーランズ3』に登場するアトラス社のCEOである。

『ボーダーランズ3』(2019年9月13日発売/Nintendo Switch、プレイステーション5、プレイステーション4、Xbox Series X|S、Xbox One、PC)

 本作の敵はイカれた双子の姉弟“カリプソ・ツインズ” と、彼らが牛耳る新興のカルト組織“チルドレン・オブ・ヴォルト”。レジスタンス組織“クリムゾン・レイダーズ”の一員であるリリスに雇われたプレイヤーは、謎に包まれたカルト組織の調査へと乗り出す。

 『ボーダーランズ2』からさらなる進化を遂げた本作では、パンドラを飛び出し、さまざまな惑星を大冒険! 銀河を股にかけた壮大でぶっ飛んだストーリーが展開される。

 特筆すべきは銃の種類。本作ではなんと億単位の個性的な銃が登場し、ハックアンドスラッシュ性がさらにパワーアップ。唯一無二の性能を持つ銃を探し求めて、ビルドを強化する楽しみが一層増している。また本作からマルチプレイのシステムが刷新され、ホストのプレイヤーにレベルを合わせる同調機能や、プレイヤーごとに装備品が個別にドロップするようになり、マルチプレイでの遊びやすさも大幅にアップしている。

『タイニー・ティナとドラゴンの城塞 ~ワンダーランズで一発限りの大冒険!』(2021年11月10日発売/プレイステーション4、Xbox One、PC)

 2013年に『ボーダーランズ2』のDLCとして発売されたコンテンツを、ゲーム本編なしでも遊べるようにしたスタンドアローン版。同DLCはファンからとくに高い人気を誇り、そのため単独で発売されることになった。

 お茶目で少しイカれた爆弾魔タイニー・ティナが、バンカーマスター(ゲームマスター)を務めるテーブルトークRPG“バンカー&バッドアス”の世界に入り込んだプレイヤーが、ファンタジー世界の住人とスリリングなバトルをくり広げる一作。ゲームマスターであるティナの気分次第でコロコロ変わる『ボーダーランズ』らしさ全開のコミカルな物語とキャラクターどうしのやり取りに多くの人々が心を奪われた。

『ニュー・テイルズ・フロム・ザ・ボーダーランズ』(2022年10月21日発売/Nintendo Switch、プレイステーション5、プレイステーション4、Xbox Series X|S、Xbox One、PC)

 心優しき科学者アヌ、野心溢れる“ストリートワイズ”な弟のオクタビオ、フローズンヨーグルトを投げる凶暴なフランの3人を中心に物語が展開されていくナラティブアドベンチャー。

 『テイルズ・フロム・ザ・ボーダーランズ』同様、プレイヤーの選択次第で物語の展開が変化していく仕組みだ。ゲーム性は同じだが、演出面やグラフィックは大幅に進化しており、映画を見ているかのような気分で楽しめる。過去のシリーズに登場したキャラクターも登場するので、既存のファンはプレイしておいて損はない。

『ワンダーランズ ~タイニー・ティナと魔法の世界』(2022年3月25日発売/プレイステーション5、プレイステーション4、Xbox Series X|S、Xbox One、PC)

 プレイヤーは、タイニー・ティナが仕切るテーブルトークRPGに参加し、彼女が思い描くカオスでファンタジーな世界を冒険することとなる。『タイニー・ティナとドラゴンの城塞 ~ワンダーランズで一発限りの大冒険!』以上にメタ発言やコミカルなやり取りが多く、パーティゲーム感覚で楽しめる一作だ。

 本作にはキャラクタークリエイトがあり、プレイヤーは主人公の外見と初期クラスを選択する。クラスは6種類あり、最初はひとつ選択できる。ゲームを進めていくと、もうひとつのクラスが選べるようになり、独自のキャラクタービルドを構築することが可能だ。基本的なゲーム部分は従来の『ボーダーランズ』シリーズと同様で、FPSとRPGを組み合わせたド派手なゲーム性が特徴だ。本作独自の装備品やスキルも多数登場する。

『バイオショック』シリーズ

 ホラーでノスタルジックな世界を舞台にしたシングルプレイ用のFPSアクション・アドベンチャー。プレイヤーは特殊能力と接触武器、銃火器を組み合わせ、思い思いの戦いかたでFPSアクションを堪能できる。武器の改造や特殊能力の取得によるプレイヤーの強化も可能で、RPGの側面も持ち合わせている。

 また、さまざまな依頼をこなして報告するというお使い型のゲーム性を逆手に取ったストーリーや演出手法が盛り込まれているのも特徴のひとつだ。物語を進めていくことで、プレイヤーの度肝を抜くような展開が多く、緻密に作り込まれたストーリーテリングは、ほかのFPSアクションでは味わえないものがある。

『バイオショック』(​​​2007年8月21日発売/プレイステーション3、Xbox 360、PC)
『バイオショックリマスター』(​​​2016年9月13日発売/プレイステーション4、Xbox One、PC)

 航空機事故に遭った主人公ジャックは、海底都市ラプチャーへと迷い込む。そこはかつて、あらゆる政治や宗教、倫理に囚われることなく、芸術家や科学者たちが自由に活動できた夢のような楽園であった。しかし、肉体を改造するADAMという物質を過剰摂取したことで、人々は理性を失い、スプライサーと呼ばれる化け物と化した。ジャックは狂った化け物が跋扈するラプチャーからの脱出を目指す。

 プレイヤーは“プラスミド”や“ジーントニック”と呼ばれる遺伝子改造アイテムを駆使して特殊能力を強化したり、武器を改造したりすることで、己をパワーアップさせていく。とくに特殊能力は、個性的かつ強力なものが多く、うまく使うことで戦いを有利に進められるようになっている。

 ラプチャー内で遭遇する鋼鉄の騎士ビッグダディと不思議な少女リトル・シスターを中心とした物語も大きな見どころである。彼らは本作のキーパーソンであり、ふたりの運命はプレイヤーの選択によって大きく変わっていく。

『バイオショック2』(2010年3月4日発売/プレイステーション3、Xbox 360、PC)
『バイオショック2リマスター』(2016年9月13日発売/プレイステーション4、Xbox One、PC)

 前作から10年後の海底都市ラプチャーが舞台。プレイヤーは前作の強敵“ビッグダディ”の試作体デルタとなり、ラプチャーで新たに進行する陰謀を食い止めるべく戦うことになる。

 試作体デルタは前作の主人公と異なり、左手にプラスミド、右手に武器を装備できる。これにより、プラスミドと武器を同時にくり出すハイパワーなアクションバトルが可能となった。また、能力を強化することで異なるプラスミドをミックスし、新たなプラスミドによる攻撃が可能になる新要素も登場。爽快感と戦略性が増した戦いが楽しめるようになった。

『バイオショック インフィニット』(2013年4月25日発売/プレイステーション3、Xbox 360、PC)

 不気味な雰囲気が漂う海底都市を舞台にしていた従来のシリーズから一転。本作では大空が広がる明るくて開放的な空中都市“コロンビア”が舞台となる。プレイヤーは落ちぶれた探偵ブッカーとなり、コロンビアに幽閉された少女、エリザベスを救出するために空中都市へと潜入する。

 救出対象であり、相棒のエリザベスは、ティアーと呼ばれる特殊能力を持っている。戦闘ではプレイヤーによる攻撃と、エリザベスのティアーを使ったサポートを組み合わせて戦っていく。

 本作の最大の魅力はスカイラインを駆使したハイスピードアクション。これはコロンビア内に張り巡らされたレールにフックを引っかけてぶら下がり、ジェットコースターのように高速移動できるシステムだ。高速移動は攻撃にも転用でき、これまでにない爽快感が味わえる。

『マフィア』シリーズ

 1900年代の架空のアメリカを舞台にしたTPS形式のオープンワールドクライムアクション。タイトルのとおり、海外ギャングであるマフィアを題材にした作品で、裏社会で生きる者たちのハードボイルドで重厚なストーリーや渋くてカッコいいキャラクターたちが織りなす人間ドラマ、細部まで作り込まれたオープンワールドの街並みなど、作り手のこだわりが凝縮された魅力的な一作だ。

 戦闘のメインは銃を使った射撃戦だが、場合によってはステルスキルや格闘で相手を制圧することもできる。物陰に隠れるカバーアクションもあり、マフィア映画で観るようなスリリングな戦いを体験することができる。

『マフィア』(2002年8月27日発売/プレイステーション2、Xbox、PC)
『マフィア コンプリート・エディション』(2020年9月25日発売/プレイステーション4、Xbox One、PC)

 2002年に発売された記念すべきシリーズ1作目。開発はチェコのイリュージョン・ソフトワークス。2020年にはリメイク作である『マフィア コンプリート・エディション』が発売された。

 舞台となるのは、1930年代の架空の町“ロスト・ヘヴン”。アメリカ国内で施行された禁酒法によって、マフィアが力を得た時代だ。タクシー運転手の主人公トミー・アンジェロは、マフィアどうしの抗争に巻き込まれ、ひょんなことからマフィアの世界に足を踏み入れることになってしまう。本作では、そんなトミーが裏社会でのし上がっていく姿が描かれている。

 当時の資料を参考に作られた1930年代のアメリカの街並みは、まさにマフィア映画で観るようなレトロな光景そのまま。リアルに再現された当時のクルマに乗って街中をドライブするのもいいし、ゆったりと歩きながら建物をひとつひとつ見て回るのもいいだろう。

『マフィアII』(2010年8月23日発売/プレイステーション3、Xbox 360、PC)
『マフィアII コンプリート・エディション』(2020年5月19日発売/プレイステーション4、Xbox One、PC)

 2010年に発売されたシリーズ2作目。開発は引き続きイリュージョン・ソフトワークスが手掛けた。2020年に発売された『マフィアII コンプリート・エディション』はリマスター版である。本作は1950年代のアメリカをモチーフにした架空都市“エンバイア・ベイ”が舞台。主人公のヴィト・スカレッタが貧困生活から脱却するために、裏社会に身を投じていく物語が描かれている。

 前作の発売から8年の歳月が経ち、グラフィックやオープンワールドの作り込みが大幅にパワーアップ。街を散策したり、お気に入りのクルマでドライブしたりしながら、半世紀前のアメリカの街並みを存分に楽しめる。さらに“指名手配書”や“プレイボーイ”を集めるコレクション要素なども用意されており、ストーリー以外のアクテビティも充実している。

『マフィアIII』(2016年10月7日発売/プレイステーション4、Xbox One、PC)

 物語の舞台は1968年のアメリカ南部の都市“ニューボルドー”。ベトナム帰還兵である主人公リンカーン・クレイが、ニューボルドーを支配するマルカーノファミリーに仲間(ファミリー)を殺されたことをきっかけに、復讐の鬼となるというストーリーが展開される。本作より、Hangar 13が開発を引き継いでいる。

 リンカーンには腹心となる3人の部下がおり、彼らとの関係性も見どころのひとつ。本作では、マルカーノファミリーが支配する地区を奪い、それを腹心の誰かに報酬として渡して管理させることができる。ひとりの腹心にすべての地区を任せてもよいし、3人に均等に渡してもよい。ただしそのさじ加減によって、腹心が裏切り、リンカーンと敵対するなど、後のストーリーやエンディングに大きな影響を与える。このように、従来のシリーズ以上にキャラクターたちが織り成す人間ドラマが深まり、より一層マフィアらしい緊張感のあるストーリーを楽しめるようになっている。

『XCOM』シリーズ

 地球を舞台に、人類とエイリアンの争いを描くターン制のストラテジーゲーム。プレイヤーは国際秘密機関XCOMの指揮官として、兵士たちを導きながらエイリアンのせん滅を目指していく。開発はFiraxis Games。

 本作はおもに戦闘パートと組織運営パートに分かれている。戦闘パートは多彩なスキルを持つ戦士たちをフィールド上に配置し、ターンごとに指示を与え、敵エイリアンのせん滅や捕獲を狙う。戦略性が高く、使用する能力、敵との距離、兵士の位置など、さまざまな要素によって戦闘の有利不利が変化する。また、戦闘で死亡した兵士は復活しない、いわゆるパーマデスシステムを採用しており、一般的なストラテジーゲームではあまり味わえない緊張感が特徴だ。

 組織運営パートは、施設の拡大や各部署への命令、兵士の強化などが行える。戦闘でエイリアンを捕獲しておくと、このパート中にエイリアンは研究し、それによって新しい技術を開発することもできる。

『XCOM: Enemy Unknown』(2012年10月9日発売/プレイステーション3、Xbox 360、PC)

 1994年にリリースされた『X-COM: UFO Defense』のリメイク作である。地球侵略にやってきたエイリアンを退治するため、プレイヤーは国際秘密機関XCOMの司令官として任務にあたる。

 本作には70を超えるミッションが用意されており、XCOMのメンバーは世界各地のさまざまな戦場でエイリアンとの死闘をくり広げる。兵士と敵が交戦する際には、TPSのような銃撃シーンが展開され、ターン制ストラテジーとは思えないほどの迫力と緊張感が生まれる。

 組織運営パートでは“評議会”という要素が登場する。ここではXCOMのパトロンである各国政府の諸問題に対応するのだが、各国には“パニック度”という指標が存在し、これが上昇し過ぎると評議会から脱退させられてしまう。そうならないように、特別な施設強化を行ったり、兵士を派遣したりする。兵士を派遣すると緊急ミッションが発生し、戦闘パートが始まることもある。

『XCOM 2』(2016年2月5日発売/プレイステーション4、Xbox One、PC)

 『XCOM: Enemy Unknown』の続編である本作。物語の舞台は、人類がエイリアンとの戦争に敗北してから20年後の地球だ。この世界には、エイリアンが地球支配のために設立した“アドヴェント政府”と呼ばれる傀儡政府が存在し、表向きは理想的な社会を掲げている。プレイヤーはレジスタンス組織XCOMを指揮し、アドヴェント政府の陰謀を暴くことが本作のストーリーとなる。

 本作では、エイリアンの補給船を改造した移動本部“アヴェンジャー”を拠点に、組織運営パートを進める。アヴェンジャーでは、武器の開発や兵士の育成、エイリアンの研究など、前作同様に多岐にわたる指示を出し、組織を運営していく。

 とくに、兵士のカスタマイズ要素は本作で大きく進化した点だ。クラスは5種類が用意されており、スキルツリーを解放することで兵士の能力を自分好みに調整可能。見た目の変更もでき、豊富な外見パーツを駆使して、オリジナルの兵士を作り上げることができるのも大きな魅力となっている。また、武器の種類も増えており、性能と見た目、両方をカスタマイズできるようになった。

 戦闘面では、“潜伏”を利用した戦術的なゲリラ戦闘が可能になった。多くのミッションでは、プレイヤー側が潜伏状態でスタートし、しばらくのあいだ敵に発見されない。この隙に兵士をフィールド各地に配置し、敵に奇襲をかけることができる。戦闘を有利に進められるだけでなく、潜伏を駆使した新たな戦法も楽しめるようになった。

『XCOM Chimera Squad』(2020年4月24日発売/PC)

 本作の舞台は『XCOM 2』から5年後の世界。エイリアンによる地球支配が終わり、残されたエイリアンと人類が共存の道を歩み始めた。プレイヤーは人類とエイリアンの混成部隊“キメラ・スカッド”を指揮し、都市“シティー31”で巻き起こる事件や陰謀に立ち向かう。

 キメラ・スカッドには11人のエージェントが所属。前作までの兵士に相当する存在で、プレイヤーは彼らに指示を与えて戦闘を進めたり、能力や装備を強化してパワーアップさせたりしながら、シティー31の治安を守っていく。また、本作からはパーマデスシステムが削除され、その代わりにエージェントが失血死すると作戦が失敗となり、ミッションを最初からやり直さなければならなくなった。

 新要素として、突入モードというシステムが追加された。敵が立て籠もる室内への突入地点にエージェントを配置し、突入スキルを使うことで、敵の意表を突くことができるようになった。

 さらに、これまでは敵と味方のターンが交互に行われるシステムだったが、本作では、敵味方のユニットが1体ずつ交互に行動するシステムに刷新された。味方の行動順を早めるスキルも用意されており、これまでのターンバトルとはひと味違った駆け引きが楽しめるようになった。

『The Darkness』シリーズ

 米国の人気コミック『The Darkness』をベースにしたFPSアクション。プレイヤーは、ダークネスと呼ばれる悪魔の力を宿した裏社会住人“ジャッキー・エスタカード”となり、マフィアとの抗争に身を投じていく。開発はDigital Extremes。

 戦闘では、二丁拳銃と闇の使い魔を召喚するダークネスの力を駆使し、戦う。銃と悪魔の力で戦うその姿は、まるでダークヒーローのようなカッコよさがある。

 本作では、倒した敵をジャッキーが捕食することでダークネスの力がパワーアップする要素がある。この捕食シーンが非常にグロテスクなため、CERO:Z(18歳以上のみ対象)に指定されている。

『The Darkness』(2007年6月25日発売/プレイステーション3、Xbox 360)

 舞台は現代のニューヨーク・マンハッタン。この街でマフィアの殺し屋をしていたジャッキーは、ある日、育ての親であるマフィアのボス“ポーリー”の裏切りに遭い、絶体絶命のピンチに陥る。そのとき、ジャッキーは偶然にも悪魔の力ダークネスを宿すことになる。彼はその力を使って、ボスへの復讐を果たすためにマンハッタンを奔走するというのが、本作のストーリーである。

 銃と悪魔の力で敵をバシバシ一掃するだけのゲームと思いきや、ストーリーや世界観の作り込みはすばらしく、純粋に物語を楽しむだけでも十分おもしろい一作に仕上がっている。

『The Darkness 2』(2012年2月7日発売/プレイステーション3、Xbox 360、PC)

 『The Darkness』の続編であり、前作から2年後のニューヨークが舞台となっている。マフィアのボスにのし上がったジャッキーは、ダークネスの封印に成功するものの、その後、マフィアどうしの大規模な抗争が勃発し、ジャッキーは命の危険に晒される。それがきっかけで封印していたダークネスが復活し、ジャッキーは再びその力を使って戦うことになる。

 本作では、従来の戦闘に加え、ダークネスの下僕であるダークリングを操作するパートが登場した。周囲にある物を投擲武器や盾として利用したり、特殊なアクションで敵を処刑したりすることができ、ジャッキーとは異なる操作感の戦闘を楽しめるようになった。

 また、最大4人で協力プレイが楽しめる“ベンデッタモード”も見どころのひとつである。このモードでは、メインストーリーの裏で展開するヒットマンの抗争が描かれている。プレイヤーは4人のヒットマンのうちひとりを選び、協力しながら行く手を阻む敵を倒していく。

『NBA 2K』シリーズ最新作

『NBA 2K25』(2024年9月6日発売/Nintendo Switch、プレイステーション5、プレイステーション4、Xbox Series X|S、Xbox One、PC)

 1999年から発売されているNBA公認の本格バスケットボールシミュレーションゲーム。実在のチームや選手が登場するだけではなく、モーションにもこだわっており、ゲームの中でリアルなバスケ体験を楽しめるのが本作の大きな魅力だ。その技術力は年々進化しており、現在では現役のNBA選手たちが試合のシミュレーションで使うこともあるほどの人気作となっている。

 試合モードのほかにも、オリジナルキャラクターがNBAのトッププレイヤーになるまでをストーリーモードで楽しめる“マイキャリア”や、好きな選手で自由にチームを組める“マイチーム”など、多彩なモードが用意されている。

 2024年9月6日に発売された最新作『NBA 2K25』では、実際のNBAの映像を取り込んでモーションを作るProPLAYシステムがさらにパワーアップした。9000種類ものアニメーションが新たに追加され、選手たちの一挙手一投足がよりリアルに表現されている。ほかにも、ドリブルアニメーションが1500種類、“シグネチャー”シュートアニメーションが1100種類、ボールを持っていないときのアニメーションが1300種類も追加され、本物の試合を観ているかのような気分でゲームに没入できるようになった。

 ゲームモードが拡充され、とくにマイキャリアで作成した選手を操作して世界中のプレイヤーと交流したり、対戦したりできるモード“ザ・シティ”の刷新は、本作屈指の見どころである。対戦の拠点となる“スター通り”や新しいランクモード“プル―ビンググラウンド”、自分だけの練習場“マイコート”などが登場し、ほかのプレイヤーとの交流・対戦がこれまで以上に楽しめるようになっている。

『WWE 2K』シリーズ最新作

『WWE 2K25』(2025年3月14日発売/Nintendo Switch、プレイステーション5、プレイステーション4、Xbox Series X|S、Xbox One、PC)

 アメリカのプロレス団体WWEをモデルにした3Dプロレスアクションゲーム。本シリーズでは、WWEで実際に活躍するレスラーを操作し、白熱したリアルでダイナミックな試合を体験できるほか、ド派手な入場シーンや独自の対戦形式が完全再現されており、いつでもWWEの興奮を味わえるのが大きな魅力だ。

 ゲームモードも多彩であり、自分自身がWWEのスター選手となってスターダムへの階段を駆け上がっていくシーズンモードや、自分だけのオリジナル選手を作れるクリエイトモードなどがプレイ可能だ。

 そんな『WWE 2K』シリーズの最新作が、2025年3月14日に発売された。本作では、ジョン・シナ、リア・リプリー、ザ・ロック、ジ・アンダーテイカーなど300人以上のスーパースターやレジェンド選手が登場する。また、アンダーグラウンドマッチやブラッドラインルールマッチ、男女混合マッチといった新たな試合形式が導入されており、今までにないスターどうしの激しい戦いとドラマを、自分の手で創造し体験できる。

 プレイステーション5とXbox Series X|S版には、WWEをテーマにしたオンラインワールド“アイランド”が導入された。このモードではWWEでさまざまなドラマをくり広げているプロレスタッグチーム“ブラッドライン”の一員となり、自身の地位を上げながら、ほかのプレイヤーとの交流や対戦を楽しめる。

 また本作ではマイファクションやユニバース、マイライズといった既存のシステムにアップデートと改良が加えられ、遊びやすさやゲームボリュームが大幅にパワーアップした。

『ゴルフ PGAツアー』シリーズ最新作

『ゴルフ PGAツアー 2K25』(2025年2月28日発売/プレイステーション5、Xbox Series X|S、PC)

 北米のプロゴルフツアーPGAツアーをモチーフにしたゴルフシミュレーションゲーム。本シリーズのメインとなるキャリアモードでは、プレイヤーはひとりの選手となり、PGAツアーに参加。実名のトッププロたちを倒して優勝を目指していく。コースも実在するもので、コースの高低差や傾斜、芝生なども忠実に再現されている。ほんのひと握りの人しかプレイできない夢の舞台でトッププロと戦える本モードは、ゴルフ好きにはたまらない要素だ。

 ほかにも、キャラクタークリエイトで自分の分身を作ってさまざまモードで遊べる“マイプレイヤー”や、理想のゴルフコースを作成する“コースエディット”、多彩なルールで世界中のプレイヤーと試合が楽しめる“オンラインプレイ”など、充実のモードが用意されている。

 2025年2月28日には、最新作となる『ゴルフ PGAツアー 2K25』が発売された。本作では新たに、PGA選手権、全米オープン、オープン選手権が追加され、29コースが登場するなど、戦いの舞台が広がっている。登場選手は、タイガー・ウッズやマシュー・フィッツパトリック、リディア・コなど、男女11名のプロ選手が参加する。

 システム面では“エボスイング”が大きな話題を呼んでいる。これは新しいタイプのショットやボールの飛びかた、転がりかたといったビジュアル面の改良を数多く盛り込んだ要素だ。これにより、さらにリアルなショットとボールの挙動を実現している。

 また本作からほかのプレイヤーと対戦を楽しめるシステム“ソサエティ”がクロスプラットフォームに対応した。友人たちと独自のコミュニティを形成し、大会を開催したり、イベントを行ったりできる。

TITLESそのほか
歴史的タイトル
人気タイトル紹介

 2Kは、シリーズ作品以外にも、『クアリー~悪夢のサマーキャンプ』や『マーベル ミッドナイト・サンズ』など、数多くのゲームを世に送り出している。ここでは、そういったシリーズ以外のタイトルの一部を紹介しよう。

『Sid Meier's Pirates!』(2004年11月22日発売/PC)

 『シドマイヤーズ シヴィライゼーション』シリーズでおなじみのシド・マイヤー氏が制作したシミュレーションゲーム。開発はFiraxis Games。

 プレイヤーは海賊となり、西インド諸島を航海しながら、海賊稼業で成り上がっていく。海賊船による艦隊戦や敵の船に乗り込んでの打ちなど、海賊らしさ満載のゲームシステムが大きな注目を集めた。

 さらに、イギリスやフランスなどに取り入って勲位を得たり、物資を島々に運んで貿易したりといった海賊稼業以外の選択肢もあり、その自由度の高さから、多くのプレイヤーを魅了した。

『シリアス・サム2』(2005年10月11日発売/Xbox、PC)※現在の発売元はDevolver Digital

 主人公のサムが、世界の均衡を保つ役割を担うメダリオンを回収するために異世界を奔走するステージ攻略型のアクションFPS。開発はCroteam。

 最大の特徴は豪快なゲーム性。本作ではこれでもかと言わんばかりに大量の敵が出現し、プレイヤーは銃を撃ちまくって敵を倒していく。いわゆる弾薬を気にすることなく、銃を撃ちまくれる“トリガーハッピー”な作品で、とにかくその豪快さが気持ちよくてクセになる一作だ。

 ステージ数が豊富なのも魅力で、一度クリアーしたステージは好きなときに再度プレイすることができるようになっている。

『クアリー~悪夢のサマーキャンプ』(2022年6月10日発売/プレイステーション5、プレイステーション4、Xbox Series X|S、Xbox One、PC)

 本作は、プレイヤーの選択によってストーリーが変化していく名作『Until Dawn(アンティル ドーン)-惨劇の山荘-』Supermassive Gamesによるホラーアドベンチャーゲームである。

 プレイヤーは、9人のキャンプカウンセラーのうちのひとりとなり、行動を選択しながら物語を進めていく。本作のストーリーラインはほぼすべて、ハリウッド俳優陣が演じるムービーシーンで語られており、実質映画として楽しむことができる。

 キャラクターたちの運命を握る選択はクイックタイムイベント(QTE)になっており、とっさの判断が問われる。悠長にストーリーを観ていたら、突然! なんてこともあるため、つねに操作デバイスには指を添えておくことを推奨する。

 “狼の群れ”と呼ばれるオンラインマルチプレイモードも存在する。本モードでは、ホストプレイヤーがゲーム内にフレンドを最大7人まで招待し、いっしょに本作の物語を楽しむことができる。選択時には参加者全員による多数決で選択肢を選ぶことができ、皆でキャラクターたちの運命を見届けることができる。

『マーベル ミッドナイト・サンズ』(2022年12月2日発売/プレイステーション5、プレイステーション4、Xbox Series X|S、Xbox One、PC)

 アメリカンコミックの大御所で、映画も大人気の“マーベル”ヒーローたちが集結する、Firaxis Games開発によるカードベース・シミュレーションRPG。プレイヤーは、伝説のデーモンスレイヤー“ハンター”として、マーベルのヒーローたちを率いて、暗黒神クトンの復活を目論むマザー・オブ・デーモンの野望を阻止するのがおもな目的となる。

 戦闘はターン形式になっていて、毎ターン山札から補充されるカードを、3枚使ったらプレイヤーのターンは終了する。カードにはヒーローのアビリティが記されており、これを使うことで敵を攻撃することが可能。カードにはいくつか種類があり、通常攻撃や防御、必殺技などがある。手札のカードがそのターンにできることのすべてであるため、複雑さがなく、カードゲームやシミュレーションゲームが苦手な人でも取っつきやすいのが大きな特徴である。

 本作は物語性が強く、ストーリーでは多数のヒーローが登場する。映画『アベンジャーズ』のような、夢のクロスオーバーを次々と観ることができるのも、魅力のひとつだ。

『レゴ2K ドライブ』(2023年5月19日発売/プレイステーション5、プレイステーション4、Xbox Series X|S、Xbox One、PC)

 2KとLEGO Groupが手掛けるドライビングゲーム。プレイヤーは、ひとりのドライバーとして、オープンワールド“ブロックランディア”でレゴマシンに乗り、レースのレジェンドを目指していく。

 ブロックランディアには1000種類を超えるレゴピースがあり、プレイヤーはオープンワールドを探索しながらそれらを回収し、マシンを自分好みにカスタマイズしていく。

 ブロックランディアの各地ではレースが開催されており、カスタマイズしたマシンでほかのマシンと勝負することもできる。ほかにも、チャレンジやミニゲーム、宝集めといったアクテビティがあり、やり込み要素が豊富なのも特徴のひとつ。マルチプレイにも対応しており、協力プレイと対戦プレイ、ふたつのゲームモードでアツいバトルを体験できる。

『TopSpin 2K25』(2024年4月26日発売/プレイステーション5、プレイステーション4、Xbox Series X|S、Xbox One、PC)

 海外のプロテニスツアーPTAをモデルにした本格テニスゲーム。前作『Top Spin 4』から約13年ぶりの新作となり、タイトル名も同社のスポーツゲームと統一感のあるものとなっている。開発を手掛けるのはHangar 13。

 本作では24名以上の実在選手がプレイアブルキャラクターとして登場し、中にはロジャー・フェデラー、アンドレ・アガシといった、引退したレジェンド選手も含まれる。

 グラフィックやキャラクターモデルは細部まで作り込まれており、とくにサーブや各種ショットのモーションは超リアル! まさに安定の2Kクオリティと言えるだろう。映像美のおかげで没入感も高く、実際にテニスをプレイしているかのような気分にさせられる。

 操作にもこだわりがあり、本作では5つのボタンにフラット、トップスピン、スラッシュ、ロブ、ドロップが、それぞれ1つずつ割り振られている。ショットを打ち返すまでのあいだにどれだけボタンを長く押しているかで、ショットの強弱が変化し、打ち分けが可能となっている。やや慣れの必要な操作性だが、綺麗なショットが決まったときの快感はひとしおだ。

 また、本作には自分の分身であるテニスプレイヤーをエディットする“マイプレイヤー”や無名のプロとしてテニストーナメントに参加して優勝を目指す“マイキャリア”、クロスプレイに対応したオンライン対戦など、充実したモードも用意されている。

2025年後半に発売予定のタイトル

 2Kは2月に『シドマイヤーズ シヴィライゼーション VII』『ゴルフ PGAツアー 2K25』、3月に『WWE 2K25』が発売したが、今年のタイトルはこれだけではない! なんと、人気シリーズの『ボーダーランズ』と『マフィア』の最新作の発売も予定されている。

ボーダーランズ4(2025年9月12日/プレイステーション5、Xbox Series X|S、PC)

 最新作は惑星カイロスを舞台に、ヴォルト・ハンターたちの新たな冒険が描かれる。マップはオープンワールドではないものの、広大な空間がシームレスに繋がっており、シリーズ最大の探索ボリュームとなっている。また本作からビークル(乗り物)をいつでも呼び出せるようになるため、広大なマップの探索はかなり快適に行えるようだ。

 新アクションとして、グラップルジャンプが登場する。通常のジャンプよりもちょっとだけ滞空時間が長く跳躍できたり、左右へのスライド移動や回避が可能になったりと、これまでにないアクションが可能になっている。

マフィア:オリジン ~裏切りの祖国(2025年夏/プレイステーション5、Xbox Series X|S、PC)

 『マフィア:オリジン ~裏切りの祖国』は、1900年代のシチリアが舞台。主人公はエンツォ・ファヴァ―という青年。彼は幼少期に地獄のような硫黄鉱山での奴隷労働を強いられていたが、不屈の精神で生き延びたエンツォは、数奇な運命に導かれ、ドン・トリージのファミリーの一員となる。本作では,そんな彼がファミリーのために残酷な裏社会を生き抜く姿が描かれる。

ENQUETEアンケート結果発表『バイオショック』シリーズに人気

 2K 20周年に合わせて実施したアンケートの結果をお届けしよう。

好きな2K作品は?

 まずは、「あなたが好きな2K作品は?」に対するお答えは以下の通り。

1『バイオショック』シリーズ48

 1位は『バイオショック』シリーズで、圧倒的な人気に。世界観やストーリーに惹かれた方が多数。個々のタイトルでは、『バイオショック2』や『バイオショック インフィニット』を挙げる方も多かった。 1位は『バイオショック』シリーズで、圧倒的な人気に。世界観やストーリーに惹かれた方が多数。個々のタイトルでは、『バイオショック2』や『バイオショック インフィニット』を挙げる方も多かった。

  • 「海底都市の美しさもさることながら、 ホラーとしての緊張感、 そして物語中にちりばめられた伏線、 じつは主人公は……と、シナリオもよい」(バビロン1995さん)
  • 「恐縮だが、記憶を消してまた遊ばせてくれないか? 最初の飛行機が墜落するムービーから操作可能になるタイミングがわからないほど没入感が高く、リトルシスターを救出したのが報われたときは涙が止まりませんでした!」(コトーさん)
  • 「海底都市が舞台で作中の雰囲気がとてもよかった。戦闘システムも超能力と銃器を使え、組み合わせでシナジーのあるコンボを出せたりしておもしろかった。 ストーリーもほかのゲームではあまりみない展開や仕掛けがあって楽しめた。ぜひ新作や旧作のリメイクなどを出してほしい」(和泉川さん)
2『マフィア』シリーズ33

 2位は、『マフィア』シリーズ。こちらも世界観に惹かれる方が多かった模様。ハードボイルドな世界観が愛されているようだ。

  • 「一貫してシリアスなストーリー性が大好きです」(匿名希望さん)
  • 「さまざまな時代と場所を舞台にその中で生きるキャラクターの描写と街並みの作り込みが素晴らしい」(cryptcrownさん)
  • 「とくに『2』が好きです。50年代の雰囲気が都市の隅々から伝わってきて、適当にドライブしてるだけでも楽しかったです」(匿名希望さん)
3『ボーダーランズ』シリーズ24

 3位は、こちらも2Kではおなじみの『ボーダーランズ』シリーズで、熱烈なファンが多かった。こちらはとくに『2』に対する人気が高く、アツいメッセージが続々到着した。

  • 「ハチャメチャでカオスな世界観が大好き。 大学時代に友人と2日間徹夜して遊んだ時もあったくらい楽しかった」(あんさぁさん)
  • 「キャラもストーリーも戦闘も魅力的で一気に惹き込まれて全シリーズやりました!」(ボダランファンなたぬきさん)
  • 「私がいわゆる“ハクスラ”というジャンルの沼にハマった思い出の作品です。1000時間遊んでもまだまだ魅力が尽きません! ヒャッハー!」(コトーさん)

2Kに対するイメージは?

 「2Kに対するイメージは?」との質問には、自由に答えてもらったこともあり、幅広い意見が寄せられた。世界観作りに対する評価が高かった。ローカライズの質の高さを挙げるユーザーも。

  • 「海外メーカーの老舗という感じがします」(パペットマンさん)
  • 「日本語へのローカライズの質がトップクラス」(匿名希望さん)
  • 「大人が楽しめるゲームを多く作っている印象です」(ナムラコクオーさん)
  • 「いろいろな新しい発想のゲームがあるイメージ」(あじさん)
  • 世界観などが独特なものが多く個性的なゲームを作る会社」(和泉川さん)
  • 「世界観を作るのがうまい」(ゆえさん)
  • 「かなりの確率で自分に刺さるゲームを出してくれるいい会社」(あんさぁさん)

2Kに対する意見や今後期待するタイトル

 今後期待するタイトルに関しては、発表済みのタイトルでは、当然と言うべきか『ボーダーランズ4』と『マフィア:オリジン 〜裏切りの祖国』が圧倒的で人気を二分。わくわく心待ちにしている方が多い模様。一方で、とにかく多かったのが『バイオショック』の新作を熱望する声! 2013年にリリースされた『バイオショック インフィニット』以降、10年以上シリーズ作は途絶えているが……。

  • 「今後もセンスのいい翻訳を期待している」(匿名希望さん)
  • 「『WWE 2K』シリーズが好きなのですが、日本人レスラーが増えてきたことですし、そろそろ日本語字幕を付けてほしいです」(ナムラコクオーさん)
  • 「『バイオショック』シリーズの正統後継を……」(あじさん)
  • 「『バイオショック』の精神的後継作を期待している。『バイオショック』自体の新作ではなく」(かんぱちさん)
  • 「『XCOM』の新作に期待してます」(こやなんさん)
  • 『マフィア コンプリート・エディション』のような、過去作の人気タイトルのリメイクやリマスターをもっとリリースしてほしい(cryptcrownさん)
  • 「『バイオショック』シリーズでどうか新作を……」(リトルダディさん)
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