君に惑い、君に溺れる。(Nintendo Switch)のレビュー・評価・感想情報
距離が近くなるほどに見えてくる彼の重いバックボ ーン、発情という抗えない本能、寿命という緊迫感 ……甘くて余裕のない恋愛はまさにタイトル通りの 展開。単純に文章力が高いのでセリフや情景に強烈 なナマ感があり、激しく心をえぐられます。システ ムのシンプルなサラッと感が、そんなひと夏の恋の 解像度をさらに引き上げている印象。選ん だ相手によって主人公の過去が異なるオム ニバス形式はおもしろい試み。
週刊ファミ通1957号より
“オメガバース”という題材が題材だけに、尖った 作品になるのは必至だけど、セクシャルな面も描 きつつ、乙女ゲームにうまく落とし込んでいるの はさすが。夏の季節感や爽やかさを感じさせるグ ラフィックもステキ。“番”のいないオメガは若く して死んでしまうとされる、本作ならではの設定 が、物語を心に迫るものにしている。選ん だ攻略対象によって、主人公の過去が異な るのもおもしろみのある構成。
週刊ファミ通1957号より
品を失わずにセクシーさを打ち出す、ギリギリの ラインを攻めた表現がさすが。吐息ボイスにも、 引き締まった肌色にも、クラッときちゃいました。 この作品に限らず、“オメガバース”の設定には都 合のよさみたいなものを感じてしまいますが、そ こでしか成立しない関係性や物語が確かにありま す。親しみやすく放っておけない主人公か ら、恋バナを聞かされているようなプレイ 感覚が、ちょっと新鮮でした。
週刊ファミ通1957号より
そういう体質と国も認めているんだからしかたが ない! という万全の体制下(?)で発揮される発 情イベントが、分別のついた男女の関係を揺さぶ る……という物語世界に惹き込まれます。大どん でん返しや、胸のすくような展開こそないものの、 各攻略対象の心的ハードルと、それを乗り越える までの過程が丁寧に描かれているので、 “相手を知ること”の手応えは十分です。 UI、操作性も申しぶんなし。
週刊ファミ通1957号より
ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和
ファミ通公式のレビュー文、レビューアーイラスト(画像)等の無断転載・複製をお断りしています。
