Library Of Ruina(Nintendo Switch)のレビュー・評価・感想情報
場面転換がやや唐突気味だったりして最初は戸惑ったものの、独特な設定の物語にすぐ引き込まれましたね。移植に際して日本語ボイスが入った点もうれしい。カードバトルは覚えることが多く正直取っつきにくい。ですが、カードの使いかたを理解し、ギミックを活用して戦う楽しさはかなりのもの。デッキ編成などの操作がしづらかったり、バトル関連の文字が読みにくいところが残念かなぁ。
週刊ファミ通1846号より
独特な世界観とダークでミステリアスな物語は大きな魅力。図書館に招いたゲストを倒して本にして、いわゆる技となる“バトルページ”とキャラを強化する“コアページ”を入手していくのがおもしろい。ダイスによるランダム性が絡むカードバトルはシステムが複雑だけど、理解が深まるほどやり応えを感じるし、デッキ構築の妙も味わえる。直感的に操作しにくいUIや、とっつきにくいところが惜しい。
週刊ファミ通1846号より
図書館の招待客を本に変える仕事や、彼らの荒んだ日常を垣間見るシーンがインディー作品らしいダークさを放っています。BGMはジャズやロックなどジャンルが多彩なうえに、どの曲もイイ感じ。ダイスの出目で戦うバトルはスリルが味わえるし、デッキ構築もやり応えがあります。ただ、チュートリアルが説明不足だったり、メニューが煩雑なのが残念かな。翻訳された設定資料集など、オマケは充実。
週刊ファミ通1846号より
独創性の高い世界観およびゲーム性が特徴で、ダイスによる運要素とカードの組み合わせ(デッキ構築)の妙が上手に融合した奥深い戦略性が味わえる。とはいえ独特のゲームシステムをわかりやすく説明しきれておらず、また直感的ではないUIも相まってプレイフィールは相当複雑に。全体的にクセが強く難度も高め。ただルールがわかってくると魅力的に感じる部分も。もっとユーザー誘導が丁寧ならば……。
週刊ファミ通1846号より
ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和
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