Welcome to ParadiZe(プレイステーション5)のレビュー・評価・感想情報
ゾンビを“ゾンボット”として仲間にできるのが風変わり。おともとして頼りになるし、プログラムで労働させられるのが便利かつカワイイ。何よりソロプレイでも寂しくない。クエスト形式で細かく刻んで誘導してくれるため、非常に遊びやすく時間が溶けますね。建物は部品から作る必要はなく、拠点作りは楽チン。それでいてこだわれるのがいい感じ。ゾンボットがすぐ出っ張りに引っ掛かりがち。
週刊ファミ通1838号より
見下ろし視点のサバイバルアクションは、とっつきやすい手触りでマップを探索していくのが楽しい。“ゾンボット”化してゾンビを仲間にし、おとりや乗り物としても使えるのはユニークな要素。行動パターンを細かく設定可能なのもナイス。基地の設営や管理ができるのもいいけれど、このあたりはもっと濃厚に味わいたかった気も。より強い武器を手に入れたときの火力の上がりかたは、気持ちがいいね。
週刊ファミ通1838号より
ゾンビが資源であり、労働力であり、頼れるパートナーというブラックユーモア味ある作品ですね。botのようにゾンビの行動を設定し、拠点運営の作業を任せるシミュレーション要素が、崩壊後の世界と妙にマッチ。同行させるゾンビは愛着が湧いてきて、いい装備を整えてあげたくなります。粗削りな印象もありますが、サバイバルの縛りは少なめで、細かいことは気にせずゾンビと戯れられる1本。
週刊ファミ通1838号より
“素材集め→武器&拠点作り”のくり返し感が秀逸で、ハクスラの心地よさが十二分に楽しめる。グラフィックは美麗だが、重要アイテムが見にくかったりわかりにくかったりと視認性の悪さは気になる。とはいえ、仲間ゾンビの行動をプログラミングするなど、アクションだけでなく運営シムとしてのバランスもよく、やめどきが見つからない。BGMが脱力系で、気負わずコツコツと楽しめるのも何気によい。
週刊ファミ通1838号より
ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和
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