ゾンビ スープ(プレイステーション5)のレビュー・評価・感想情報
通常バトルは、現地調達した火力強めの武器を駆使した爽快感重視で、一方ボス戦は、敵の攻撃パターンを覚えて隙を突く緊張感重視という、異なるふたつのバトルがステージ進行のメリハリに。ドアを開けるドキドキ、行く手を阻むイベント&パズル要素、特殊武器の映える演出が探索を盛り上げる。ボス戦でピンポイントに難度のギアが上がるため、エンジョイ勢はその壁を乗り越える覚悟が必要かな。
週刊ファミ通1810号より
オーソドックスな見下ろし視点のツインスティックシューターでとっつきやすく、近接攻撃や回避アクションも可能で軽快な操作感。コミカルなグラフィックとテイストにより、ゾンビものの物語でも陽気にプレイできます。道中で拾える使い切りの特殊武器は、個性的な性能なうえに強力で、使うのが爽快。ボスキャラはタフだけど、攻撃パターンは多くはなく、やや作業的な戦闘になることも。
週刊ファミ通1810号より
何がどれだけ潜んでいるのやらわからない部屋のドアを、ひとつひとつ開けて確かめていく進行にドキドキ。ゾンビものっぽさはあまり感じなかったけれど、特徴的なモンスターたちに囲まれては、攻撃パターンを見切って突破していくプレイがスリリングです。同じような展開が続く場面もありましたが、ユニークな特殊武器やアンロックされていく装備をとっかえひっかえして、変化をエンジョイしました。
週刊ファミ通1810号より
敵の群れを火力でねじ伏せる爽快感を随所で味わえる、ツインスティックシューター。ケアレスミスを誘発するためだけに採用しているように思える、視点全般の仕様はおおいに不満がありますが、好きな間合いと武装にこだわれる戦闘バランスや、攻撃テンポが徐々に上がっていくボス戦の緊張感は、アクションゲームファンのツボを押さえている印象です。キャラや物語展開の魅力は、必要最低限あります。
週刊ファミ通1810号より
ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和
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