敵に当たってもオーケーな設定が、ポップな色彩をベースにした敵＆ステージと、画面を埋め尽くす弾幕系シューティングの相性の悪さを解消するだけでなく、両者の魅力をさらに引き出すことに成功。ヘタウマ系なキャラ画像ですが、敵の攻撃をギリギリで交わし続けながら、火力高めの攻撃で撃退する爽快感抜群の戦いを、初心者から上級者まで楽しめるように作られたゲームデザインはすてきです。

週刊ファミ通1792号より

一風変わった世界設定と、ポップでかわいらしいビジュアルが魅力。前作にあたる『コスモドリーマー』と同様に、初心者から上級者まで、弾幕シューティングの楽しさを味わえる作りが秀逸。画面が敵や弾幕でいっぱいになるけれど、キャラや背景は淡い色で描かれているのに対して、敵の弾ははっきりとした色合いで見やすく、しっかり弾避けに集中できるデザインになっているのもグッド。

週刊ファミ通1792号より

攻撃の切り換えをはじめとした直感的な操作、当たり判定などの視覚的なわかりやすさに助けられ、終始気持ちよく遊べます。弾幕ものにありがちな、画面が派手すぎてワケわからん状態がなく、弾も敵も自機も見やすいのがうれしい。キャラや装備をいろいろと試し、自分好みの組み合わせを見つけるのもおもしろかった。洗練された内容に、同人テイストの香る絵の組み合わせが個性を主張。コスパも高い。

週刊ファミ通1792号より

「目の前の弾幕の合間をいかに縫うか」という状況が切れ目なしに更新されていくハイテンション・シューティング。ステージごとの特徴の差異が少なく、全体を通してみると一本調子な印象は拭えませんが、大量の“いいね（ハート）”を回収しているときの幸福感はホンモノです。難易度調整など縦幅のカスタマイズ要素は充実しているので、ジャンルのもとからのファンであれば、巧拙を問わずやり込めます。

週刊ファミ通1792号より