MLB THE SHOW 23 (英語版)(プレイステーション4)のレビュー・評価・感想情報
前作の正統進化版といった作り。選手はガチガチのリアルモデルではないものの、演出面は申しぶんなく最高の雰囲気の中でプレイが楽しめます。期間限定とはいえ、WBCとのコラボは非常にありがたいですね。The Negro Leaguesを知っているコアなファンなら“Storylines”にも夢中になれるはず。モードにもよるのですが、今作も翻訳なしのため、自身の英語力に応じて遊びやすさが変わる点は要注意。
週刊ファミ通1793号より
“Diamond Dynasty”では、期間限定ではあるものの、WBCの興奮さめやらぬタイミングで、各国代表のユニフォームを着たWBCの参加選手を獲得できるのが熱い。よほどの通でもない限り、The Negro Leaguesは日本人にとってはなじみがないと思うけど、レジェンド選手となってプレイする新モードは、今後にも期待が持てるいいコンテンツ。英語の壁はあるけど、幅広い遊びかたができるのが○。
週刊ファミ通1793号より
選手のモーションや、球場の雰囲気などを伝えるグラフィックは野球ゲームの最高峰ですね。新モード“Storylines”では、The Negro Leaguesのレジェンドたちの選手人生をクエスト形式で辿れるのがいい。識者が選手を紹介してくれる動画もすてきですが、せめて字幕があれば。毎年言っているけれど、やはり日本語に対応してほしいですね。“WBC”の各試合のシーンを体験できるモードはナイス。
週刊ファミ通1793号より
The Negro Leaguesというアフリカ系アメリカ人を中心とした野球リーグを追体験できる新モードは、MLBの歴史を知るうえでも興味深い。解説ムービーも凝っており、だからこそ日本語訳付きで観たかった。とはいえ、投球や打撃などの操作システムを細かく設定できるのはシリーズ同様に遊びやすく、対戦だけなら気軽に楽しめる。日本語マニュアルはあるけれど、やり込むならそれなりの英語力は必要。
週刊ファミ通1793号より
ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和
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