スペースマーシャルズ コレクション(Nintendo Switch)のレビュー・評価・感想情報
息を殺して進む緊張感より、隠れながらつぎつぎに敵を仕留める爽快感に重きを置いたステルスアクション。銃撃戦での力押しも可能な難度で、『2』以降の気絶した敵が復活しないシステム、小まめなセーブ&弾薬補給ポイントと、アクションが苦手な人でもステルスを気軽に楽しめる作り。それでいて装備武器やスタイルで自由度の高さが味わえるのもいいね。シリーズ3本セットでボリューム感もあり。
週刊ファミ通1767号より
見下ろし視点のステルスアクションがとっつきやすく、敵の視界が可視化されていることもあり、テンポよく進んでいける。敵に忍び寄って倒すばかりでなく、爽快な銃撃戦を味わえるのもいい。ミッションをクリアーするたびに新たな武器や装備品を獲得できるのがうれしくて、プレイを続けたくなります。3作品がセットになってたっぷり遊べるけれども、価格はもう少し抑えめだとありがたかった。
週刊ファミ通1767号より
テイクダウンが決めやすかったり、気絶した敵を隠す必要がなかったり。リアルさを追求するよりも、プレイヤーを楽しませる方向へ全振りしたステルスアクションが気持ちいい。サブウェポンまでひっくるめて、武器の切り換えはボタンひとつのみで行い、攻撃ボタンも共通という操作方法が、珍しくもシンプルで遊びやすかったです。ミニマップは少し見づらいけれど、迷うことのないステージ設計が絶妙。
週刊ファミ通1767号より
マップ構造やアイテム配置の妙により、ステルスキル主体(『2』以降)の潜伏移動、真っ向からの撃ち合いともに、適度の緊張感をもって臨めます。その一方で、ステージクリアー報酬さえ気にしなければ、“何度もゲームオーバーになりながらちょっとずつ進める”というプレイも許容する、懐の深さも。物語というより、登場人物のギスギスしたやりとりのおもしろさが、連作を続けるモチベーションに。
週刊ファミ通1767号より
ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和
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