誘惑:ある僧の物語(プレイステーション4)のレビュー・評価・感想情報

ウワーマン
progress
6

テイストはいわゆるホラー系脱出ゲーム。対処法を間違えると即死する不条理さはあるものの、この手のゲームではそれも味。文句を口にしつつも、謎を解いた際に味わえる高揚感のためにトライアル&エラーをくり返してしまいますね。思いもよらないシチュエーションの連続でおもしろかったです。ただ、歩く速度が遅めなので、場面によってはセーブポイントの遠さがキツく感じてしまうかな。

週刊ファミ通1758号より

ジゴロ☆芦田
progress
6

ホラーとパズル要素のあるアドベンチャーで、若い僧となって不気味なステージを進んでいくという独特の作風が興味をそそる。祈るアクションがギミックのトリガーになっているのも、世界観に合っていていいね。ヒントが表示されるモードがあるのは親切な一方で、一部、解法がわかりにくいところも。謎解きは、ほどよく悩まされるいい塩梅だけども、それが味わえる場面はちょっと少ないかな。

週刊ファミ通1758号より

梅園ウララ
progress
7

暗く不気味な異世界は、サウンドも相まってジワリとした恐ろしさがありますね。合間に挟まれる中国風の風景もいいアクセント。ただ、調べられる場所を示す“?”アイコンが小さくて見逃しがち。仕掛けを解くパズルが主体ですが、“祈り”で敵に対抗したり、QTEでかわすなどのスリルも。女性の魂を救う物語はベタかもしれないけれど、短編ホラーマンガを読み切ったようなスッキリ感も覚えました。

週刊ファミ通1758号より

ローリング内沢
progress
7

いい意味で狂気をはらんだ世界が魅力で、結末が気になる物語進行も秀逸。とはいえアクションとしての手触り感はいま一歩。操作はややもっさり気味で、マップ構成がわかりにくかったり、インタラクトできるものが見づらかったり、セーブポイントが微妙な配置だったりと、致命的ではないが細かなストレスが積み重なる。物語よし&雰囲気よしなので、もう少しだけ遊びやすければ、なおよかった。

週刊ファミ通1758号より

ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和

ファミ通公式のレビュー文、レビューアーイラスト(画像)等の無断転載・複製をお断りしています。

レビュー

平均

progress
6.5

若い僧を操作して、僧院に隠されている恐ろしい真実を暴くことが目的。さまざまなパズルを解いて、闇の誘惑や襲い来る危機から逃れ、生贄の儀式を阻止することを目指す。

発売日
2022年7月20日
価格
890 円+税
ジャンル
アドベンチャー / パズル
メーカー
eastasiasoft
関連サイト
詳細を見る