ディサイプルズ リベレーション(プレイステーション4)のレビュー・評価・感想情報
探索で資源を集めて拠点を強化。部隊を編成して、さらなる強敵や未踏の地に挑むスタイルと、ダークファンタジーをベースに“選択”で敵対勢力が変わる物語がマッチ。一方、戦闘は陣形の概念と後衛配置のアビリティ支援などがタクティカルバトルに独自性をプラス。ロードを含め、1回の戦闘時間が長めなので、じっくり戦いを楽しみたい人向け。戦闘準備が大切なだけに、編成まわりのUIが気になりました。
週刊ファミ通1720号より
会話の選択肢が多いのが特徴で、選択を積み重ねることで展開が変わっていき、プレイヤーなりの物語ができ上がる構造が、テーブルトークRPGのようなおもしろみを感じさせる。冒険の中で出会う相手が、仲間になるか敵対するかも自分次第で、単純な善悪では語れない事情があったりするのも考え甲斐があります。バトルの前後など、ロードがちょくちょく挟まり、テンポ感がいまひとつなのが惜しい。
週刊ファミ通1720号より
会話や行動の選択によって、なりたい自分を演じられたり、味方となる勢力が変化するなど、それぞれの物語を紡ぐことのできる設計が魅力的。行動と待機の独自ルールが戦術性を高めているバトルは、遊び応えがあります。拠点の育成や部隊の増強にも夢中になりました。ところどころに説明不足だったり、わかりにくい点が散見されますが、このジャンルの経験者であれば、すんなり対応できる範囲。
週刊ファミ通1720号より
交渉と闘争、約束と嘘のくり返しで味方ユニットをひとりずつ増やしていくプロセスにやり甲斐を感じます。戦闘パートは、陣形的有利を確保すれば多勢に無勢でも持ちこたえられるバランス。しかも戦闘前に戦力差を確認できるので、無益な争いを避けられるのもいいですね。フィールドの遠近感のつかみにくさと、メニュー画面のゴテゴテしたボタン割り当てには、ある程度の慣れが必要です。
週刊ファミ通1720号より
ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和
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