ハントダウン(プレイステーション4)のレビュー・評価・感想情報
B級アクションなどで描かれるアメリカ要素をこれでもかと濃縮した世界と敵キャラが、'80年代テイストの2Dガンアクションにマッチ。一長一短が強めに設定された武器や、ふたり協力プレイが、多彩な銃火器と投擲武器を現地調達していくバトルに彩りをもたらす。小まめなチェックポイントで再挑戦の手軽さも〇。2Dアクションの定番を手堅く押さえた作りだからこそ、本作だけの個性があればとも。
週刊ファミ通1716号より
ピクセルグラフィックのシンプルな横スクロールアクションであることに加え、無秩序でバイオレンスに満ちたサイバーパンクの雰囲気も懐かしさが感じられて、いい味を出しています。レトロスタイルをベースにしているけど、カバーアクションを駆使する、いま風の要素もあり、走りながらしゃがむと滑るように移動できたりなど、操作感も良好。存在感のあるキャラの濃いボスたちとの対決も燃える。
週刊ファミ通1716号より
期待をはるかに上回るおもしろさ! 武器をとっかえひっかえして進んでいくシステムが、変化と戦術性とをつねに提供。ボタン一発で簡単確実に決められるカバーアクションは、刑事ドラマで見るようなドンパチを体験させてくれます。なかなか難しいけれど、適度な間隔でチェックポイントが用意されたステージや、攻略法が見えてくるボスが挑戦意欲を後押し。16ビット風ピクセルアートも魅力的。
週刊ファミ通1716号より
タイリングペイントを効果的に用いたドット絵で描かれたやさぐれた街並み、シンセ音がムダに主張するBGM …… と、80'sカルチャーを彷彿する要素が満載。道中パートは、回復アイテムを頼りにゴリ押しできなくもない、絶妙な難易度。ステージボス戦は、シンプルな行動パターンを見切ってチマチマ攻撃し続ける、レトロスタイルな攻略を楽しめます。カオスな状態に拍車がかかるふたりプレイもいい感じ。
週刊ファミ通1716号より
ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和
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