スペースベース スタートピア(Nintendo Switch)のレビュー・評価・感想情報
丸みを帯びた地面と多種多様な外見のエイリアン、目的ごとに異なるデッキの特徴が、宇宙ステーション感を演出。侵略者を撃退する戦闘用巨大ロボットや、雰囲気ある専門用語などで気分が上がります。デッキ単位で生活、娯楽、生産を行える施設運営のわかりやすさはあるものの、プレイヤーが覚えることの多さで、最初に越える敷居がかなり高め。マウス操作ならば……と感じるUIも気になりました。
週刊ファミ通1710号より
多種多様な宇宙人が訪れる宇宙ステーションを運営するというテーマが興味を掻き立てる。来訪者の要求を満たす施設を建て、問題に対応するためにタスクをこなしていくのに打ち込めます。ドーナツ型のステーションのビジュアルも臨場感バッチリ。チュートリアルは、ちょっと説明不足気味のため、わかりにくい部分があるのがもったいない。処理が重くなると動作がカクつくのも若干気になった。
週刊ファミ通1710号より
とにかくテーマが愉快! 宇宙人が利用する奇妙な設備の数々は、見た目もポップで、興味が尽きません。生活、娯楽、生産の各エリアに分かれたステーションの運営だけでなく、敵勢力からの防衛も必要で、その忙しさと変化に退屈しているヒマはなし。ただ、チュートリアルにも説明不足な面があるなど遊びかたがわかりづらく、この手のシミュレーション未経験のプレイヤーには、ハードルが高めな感触。
週刊ファミ通1710号より
異星人が入り乱れる雑然としたビジュアルはインパクト大。ゲームプレイの中心は“マイナス要因のこまめな除去”のため、同種のRTSと比較しても窮屈な印象ですが、思い通りの動線が機能しているさまを眺める充実感は味わえます。具体的な操作法など肝心な情報が不足しているチュートリアルさえ乗り越えられれば、戦闘フェイズをほどよいアクセントにしつつ、じっくり楽しめる作りではあります。
週刊ファミ通1710号より
ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和
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