絶叫!スーパーマーケット(Nintendo Switch)のレビュー・評価・感想情報
カートに乗って店内を疾走するシチュエーションと、ハンドリングをLボタンとRボタンで行う操作のままならなさ、そしてレース中に起こる多彩なリアクションが、レースゲームに本作独自の走りの楽しさをもたらす。そのクセ強要素は、ひとりプレイよりも“息の合わなさ”も楽しさにつながるふたりプレイでこそ輝く。友人や家族など、失敗も笑える人たちといっしょにプレイしたい1本です。
週刊ファミ通1780号より
人間とヤギが絶叫しながらショッピングカートに乗ってスーパーマーケットを駆け抜ける、おバカなノリが愉快。ステージの景色やギミックも変化があっていいね。独特な操作は、なかなか思い通りに動かせないところも含めて楽しむゲーム性ではあるけれど、じれったい気持ちにもなるので好みは分かれそう。でも、叫び声を推進力にして移動する様子はおもしろおかしく、上手に走行できると気持ちいい。
週刊ファミ通1780号より
なんじゃこりゃ!? いったいどういうシチュエーションなのか、どうして叫ぶとカートが動くのか、すべてが謎。ままならぬ操作にもおかしみがこみ上げます。ひとりでもふたりでも、習熟しようという意欲までは湧かないけれど、その場はなんとかクリアーしようとムキになってしまう。店内のギミックはもちろん、口をつぐんでいるあいだは時間がスローになるステージなど、変化のある構成も笑いを誘います。
週刊ファミ通1780号より
左右の旋回出力調整のみでの操作は、なかなかにシビア。左スティックのアシスト操作でだいぶマシになるとはいえ、狙ったラインでドリフト走行できるようになるまでには、相応の修業期間が必要です。コースレイアウトや標準タイム設定がガチすぎて、操作のままならなさを楽しみにくいのが少々残念。個々のギミックの仕組みを理解し、どう立ち回れば時短できるかの試行錯誤は、取り組み甲斐アリ。
週刊ファミ通1780号より
ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和
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