イービル・インサイド(Nintendo Switch)のレビュー・評価・感想情報
心霊系のホラーで、急に何かが出現するなど、びっくりさせられるギミックが多い印象。ゆえに、その方面が苦手な人ほどゲームを十二分に楽しめるんじゃないでしょうか。ちょうど自分で歩くお化け屋敷を進んでいるような感覚ですね。難しい謎解きはなく、かなりサクッとエンディングを迎えられると思います。つねに歩き回るのだし、Rボタンを押し続けなくても速く歩けたら移動が楽だったな。
週刊ファミ通1696号より
ひとつの家の中を探索する内容で、ループする構造の中でだんだんと屋内の様子が変わっていくのは興味をそそられる。ビックリ系の演出に驚かされ、ゾクゾクさせられるけれども、グラフィックやモーションはちょっとチープに感じる部分もあるかな。謎解き要素は多少はあるものの、広くはない家の中で進めるところを探して行ったり来たりするのにそれほど時間は掛からず、ボリュームは少ない。
週刊ファミ通1696号より
井戸が『リング』を思わせますが、ジットリしたホラーというよりお化け屋敷的な驚かせかた。屋敷をループする仕組みはいいけれど、危害がおよばないので恐怖が薄れていくかな。サウンドももっとメリハリがあれば。謎解きはライトですが、調べられるものがわかりにくく、ムダ足を踏みがちなのがストレスに。事件の真相が明かされるラストは唐突で、動機など詳細が不明なままで消化不良です。
週刊ファミ通1696号より
屋敷内の同じ場所を何度もループしながらスピリチュアルボードの断片を集めるのが目的。まるで脱出ゲームをくり返しプレイしているような不思議な感覚。とはいえ手掛かりは手当たり次第に探すしかなく、頭を悩ませる仕掛けも少ない。ホラーのギミックも人影や音で驚かせるよくあるタイプ。そのためフラグ立て感は強く作業的に。一本道なので迷わなければ1時間くらいでクリアーできるボリューム感。
週刊ファミ通1696号より
ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和
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