Ghostrunner 2(プレイステーション5)のレビュー・評価・感想情報
トライアル&エラー前提のゲームデザイン。一撃死の連続の緊張感のもとでくり出すアクロバティックなアクションと、敵を切り裂く攻撃が独自の疾走感をもたらす。瞬時に行えるリトライもスピード感をプラスし、プレイヤーのやる気をサポート。ただ、自分が一度のミスも許されない状態に対して、ボスが堅いのは……。スリリングな戦いとしてボス戦を楽しむには、確かな腕前とやる気か必要です。
週刊ファミ通1833号より
ひとつのステージをクリアーするまでに何十回とリトライすることもざらな高難度の“死にゲー”。簡単に爽快さを味わえる場面がもうちょっと多くてもいいのではと思ったりもするけれど、スピード感のあるスタイリッシュなアクションを流れるようにくり出し、鮮やかに立ち回れたときは快感。基本の作りは前作と同様ながら、ギミックや使用できるスキルが増え、ボス戦のおもしろみもアップしている。
週刊ファミ通1833号より
めくるめく疾走感は初めから味わえるわけでなく、流れるような立ち回りを目指した反復修練の末にたどり着ける境地。ミスしたつぎの瞬間にはもうリトライ可能という仕様が、挑戦意欲を支えます。なかには正解がわからない段階や、おもしろみのない場面で試行錯誤が求められることもあり、その突破に情熱を燃やせるかどうかはプレイヤー次第。前作より洗練されていて、お話がくっきりしています。
週刊ファミ通1833号より
視界外からの一撃で即ゲームオーバー→即リスタート……のくり返しを厭わなければ、本作ならではの“刹那のスピード感”に浸る資格十分。単に一本道を駆け抜けるだけでなく、地形や敵(とくにボスキャラ)との位置関係を考慮したアドリブ操作がモノをいう場面も多く、コントローラーを握る手に、よくも悪くも力が入ります。キャラの強化・新アクションの追加に関しては、プレイ中のインパクトは薄め。
週刊ファミ通1833号より
ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和
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