13種類の収録ゲームはバトルロイヤルから協力プレイ、妨害オーケーのレースなど、バリエーション豊か。武器のタイプも多種多彩で、最大8人参加可能の対戦に、毎回異なる展開をもたらす。また、1プレイが数分で終わる手軽さも“対戦ツール”向けです。ただ、淡々としたナレーションやヤラレ演出、1位以外は重要視されないスコアシステムなどが、対戦ツールとしては若干盛り上がりに欠けるかな、とも。

週刊ファミ通1693号より

たくさんの対戦ルールがあって、説明がほとんどなくても少し遊べばすぐに理解できるゲーム性がナイス。小さいキャラが入り乱れるので、何が起きているのか把握しづらいときもあるけど、スイスイ動かせる操作感がいいね。一方で、アンロック要素もあるものの、ひたすら対戦をくり返すのは、やや淡々としている印象も。テレビ番組の『逃走中』や『戦闘中』を思わせるようなナレーションは心地いい。

週刊ファミ通1693号より

初見でもわかりすい遊びかたと、習熟しなくても勝てるゲーム性という、盛り上がるパーティーゲームの要件を満たした佳作。絵面の変化は少ないけれど、1戦ごとに勝利条件が変わるのもナイス。飽きがこないのはもちろん、苦手なラウンドに当たったプレイヤーにも、次戦で活躍できる可能性を与えてくれる。プレイ中はそれぞれが自分の動きに集中するため、全体の流れを知らせてくれる実況音声はいい演出。

週刊ファミ通1693号より

“より強力なアイテムをピックアップして、倒される前に倒す”が大前提の対戦型ミニゲーム集。ほとんどのルールで無限リスポーン制が採用されているため、生半可な近接戦闘テクニックを駆使するよりも、チマチマしたキャラの混戦模様を対人プレイで楽しむのに向いています。とくにチーム戦は、対BOTチーム相手でも盛り上がれます。シングルプレイのモチベーション要素がない点は、いたしかたなし。

週刊ファミ通1693号より