MLB THE SHOW 21(プレイステーション4)のレビュー・評価・感想情報
試合から球団運営、スタジアムの臨場感を高めるPS5版の3Dオーディオと、メジャーリーグの空気をトコトン満喫できる1本。自身の腕前に合わせて操作方法を幅広く選べるシステムなど、間口の広い作りもすてき。試合を楽しむだけなら、英語表記も気にならない。一方選手育成など、ほかのモードを遊ぶときは、日本語訳のマニュアルが必要に。そのひと手間をいとわないなら最高峰の野球ゲームです。
週刊ファミ通1693号より
新しい操作方法も加わり、さまざまなスタイルで遊べて多くのプレイヤーが楽しめる仕様がさらに進化。“ROAD TO THE SHOW”は、英語力がないと公式サイトで提供されている対訳表とのにらめっこになってしまうけど、作成した選手をほかのモードでも使用可能になったのはうれしい。日本人選手の顔もなかなか似ていて、モーションがしっかり作られているので、全体的な再現度に満足できる。
週刊ファミ通1693号より
これまでも直感的な操作で攻守が楽しめるシリーズでしたが、チュートリアルが一層充実し、スタイルの選択肢も増えているのがうれしい。PS5版に期待してしまう革新性はそこまで感じられないけど、細部にもおよぶアップグレードで最新作にふさわしい仕上がりです。“ROAD TO THE SHOW”など、対訳表があっても遊びこなすのが難しいモードもあるものの、最新データでメジャーを戦える価値は高い。
週刊ファミ通1693号より
グラフィックのリアルさは前作『20』なみ。キャリアモードの導入部が“二刀流”ありきで進むなどちょっとした変化はあるものの、いずれの要素も「今作でついに!」というほどではありません。英文読解力が怪しくても直感的に操作できるUI、走攻守の操作スタイルを個別に設定可能などプレイフィールに直結するカスタマイズ要素の融通の利き具合は良好。往年の野球ゲーム感覚でスター選手を操ることも可能です。
週刊ファミ通1693号より
ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和
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