アルパカボール オールスター(Nintendo Switch)のレビュー・評価・感想情報
リアル寄りのアルパカが押し合いへし合いする姿は爆笑必至。激突して全員が気絶してしまったときのかわいさは、なかなかの見ものですね。たまに、何かの弾みでアルパカが何メートルも吹っ飛んでいったりするのも、物理エンジン系ゲームのご愛嬌。それがかえってゲームを盛り上げてくれていい感じに作用していました。一応ソロでも遊べますが、当然みんなでワイワイ楽しみたい1本ですね。
週刊ファミ通1677号より
アルパカが首を振ってシュートを放つ、珍妙な絵面が愉快。マチュピチュなどアルパカの原産地である南米を舞台にしたフィールドや、陽気なムードもいいね。サッカー風のルールではあるけれど、団子になってボールに群がるプレイになりがちで手触りは大味かな。エアホッケーをより予測不能にしたような試合展開と、思ったようにボールをコントロールできない操作感にはストレスを感じることも。
週刊ファミ通1677号より
アルパカがキモかわいい。独特の首の動きが気にならなくなるくらい試合は白熱します。サッカー形式ですが、首をぐるんぐるん回してボールを打つため、ホッケーのような印象も。首の回転方向を使い分けたいときに操作が混同しがちなので、使用ボタンの設定ができればよかったな。さまざまなボールで遊べたり、特殊能力が付与される仕掛けは、マルチプレイをさらにヒートアップさせますね。
週刊ファミ通1677号より
物理演算の“ままならなさ”を活かしたサッカーゲーム。狙った通りにボールの軌道をコントロールすることが難しく、どちらかと言うとテクニックよりも運任せなゲーム性。見た目や各種演出は非常によくパーティーゲームとしての完成度は高いものの、その試合展開はオウンゴールも多くカオスになりがち。そんな思い通りにいかない操作感や運が強めの駆け引きを楽しめるか否かで好みが分かれそう。
週刊ファミ通1677号より
ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和
ファミ通公式のレビュー文、レビューアーイラスト(画像)等の無断転載・複製をお断りしています。