陸上と水泳競技に、ボタン連打を基本とした簡単操作で挑む『ハイパーオリンピック』系。2頭身のキャラがグラウンドやプールをちょこまか動く姿はかわいい。その反面、スポーツならではの躍動感やスピード感は少なめ。ボタン連打に対するキャラのリアクションが薄く、BGMやカメラアングルを含めた各競技の演出も地味で、競技種目は18種類と豊富だけど、全体的に淡々としたプレイ感なのは惜しい。

週刊ファミ通1648号より

オリンピック系のゲームとしては、懐かしさを覚えるほどにシンプルなシステム。種目ごとのコツをさほど必要としない、連打力とタイミングが物を言う競技性は、初めてプレイする人とでもパッと遊べる。陸上競技と水泳のさまざまな種目があるが、短距離走や投てきなどの同じカテゴリー内に、操作面でほとんど変わり映えがしない競技が複数あるのは残念。各モードのクリアー時の達成感もいまひとつ。

週刊ファミ通1648号より

1プレイあたりの時間が短く、初見でも支障なく遊べるシンプル操作で、パーティーゲームに適した作り。安価で入手しやすいのもうれしい。バリエーション豊富なアバターもグッド。ただ、国籍や競技で衣装に変化がなかったり、メダルセレモニーの演出が簡素だったりで、大会気分があまり盛り上がらない点がもったいない。操作説明のほかに、各競技やルールの簡単な解説もあるとモアベターでした。

週刊ファミ通1648号より

普段着姿のアスリートたちによるガチ陸上＆水泳競技というビジュアルインパクト以外は、ごくごくオーソドックスな連打＆タイミング押しアクション集。プレイの経過と結果に対するリアクションが全般的に薄めで、ソロで黙々と記録を狙う際のモチベーション維持はきびしめです。各種操作開始のタイミングがわかりにくく、“誰でもいきなりすんなり遊べるパーティーゲーム”というわけにもいかなそう。

週刊ファミ通1648号より