ゴーストバスターズ:ザ・ビデオゲーム リマスタード(プレイステーション4)のレビュー・評価・感想情報
登場人物にゴースト、武器やメカなどの小物類、そして字幕のセリフのノリまで、原作映画の雰囲気そのもの。ひと世代前のタッチのCGも、1980年代っぽさを後押しして、映画の世界にどっぷり浸れます。肝心のアクションは、ビームで弱らせてからの吸い込みをベースにしつつ、多彩なシチュエーションが楽しめる。UIで若干説明不足のところもあるけれど、コメディータッチで気楽に遊べる1本です。
週刊ファミ通1618号より
原作映画の主要キャストが登場、しかも本人が声をあてていて、彼らの掛け合いが聞けるのは、ファンにはたまらないかと。ゴーストとの攻防に、もう少し変わり映えが欲しいところはあるが、ゴーストを探索する場面と捕獲を行うシーンがあり、構成自体はメリハリが利いている。巨大なマシュマロマンの登場シーンも大迫力。オリジナル版が10年前の作品ではあるけど、そこまでの古さは感じないかな。
週刊ファミ通1618号より
メンバーがお姉さんじゃなくてオジサンたちであることに、思わずホッとした世代です(笑)。映画に出てきたメカを使い、同じ方法でゴーストを捕獲、さらに周囲もメチャメチャにできるなんてステキ! 見つけて弱らせて捕まえる一連の行動は、手順がそこそこ複雑で、シューターの爽快感はないものの、達成感があります。『サタデーナイトライブ』的な、日本人にはいまひとつ笑えない翻訳もそれっぽい。
週刊ファミ通1618号より
ゴーストの探知→攻撃→捕獲のくり返しが基本ですが、整然とした場所をメチャクチャにする快感と、物量や大きさのインパクトを効果的に用いたシーン構成の妙で、単調さは感じません。新型レーザーの機能を使った各種ギミック要素もいいですね。会話パートの間延び気味の演出は、いかにも10年前のゲーム風ですが、リブート前の映画シリーズの続きとなるストーリーは、ファンなら体験して損なし。
週刊ファミ通1618号より
ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和
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