メガクアリウム(プレイステーション4)のレビュー・評価・感想情報
コマンドの種類自体は多いものの、UIは画面の上下左右にシンプルにまとめられている。来場客や作業員の動線を含めた水族館のレイアウトから、水質管理や温度調整にいたるまで、多岐に渡る水族館経営の仕事をスムーズに行えます。難易度が4段階から選べるのもうれしい。水族館を眺めるだけでも楽しめるけれど、与えられたミッションを淡々とクリアーしていくプレイ感。もう少しドラマ性があれば。
週刊ファミ通1618号より
それぞれの生物の飼育条件や性質に気を配りながら設備などを設置し、水族館を拡張していく工程は没頭できる。グラフィックは簡素ではあるものの、魚ごとの特徴を再現しており、主観視点で館内を見て回れるのも満足感が得られていい。“キャンペーン”では目標が提示され、ノウハウを学びつつ進められる構造は親切。運営面も、基本の難度ではきびしく感じることはなく、マイペースで遊べるのがナイス。
週刊ファミ通1618号より
水槽シミュレーターではないところが変わり種。チュートリアルのデキがよく、やるべきことの流れや各種コマンドなどを段階的に身につけられます。目標を見失わず、モチベーションを保てるキャンペーンモードが◎。観賞魚の知識を得られるのも喜びに。ちまちました水槽を眺めるのもほっこりするけど、インディーゲームとしては少し高めの価格ということもあり、高画質の鑑賞モードも欲しくなる。
週刊ファミ通1618号より
経営ゲーム初心者でも無理なくセオリーを覚えられ、気ままに規模を拡張していける導入部がいいですね。方向ボタンの上下左右に割り振られたメニューの呼び出し操作は、慣れてくるとじつに感覚的に使えます。映像は、釘づけになるほどの美しさというわけではありませんが、静かな4つ打ちBGMによって醸し出されるムードがクセになります。表示テキストが小さく、画面のサイズ次第では苦労しそう。
週刊ファミ通1618号より
ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和
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