スーパードッジボールビーツ(Xbox One)のレビュー・評価・感想情報
ドッジボール要素は演出面の味つけ程度で、この題材でリズムアクションに仕上げているのは、正直ビックリ。アニメ調の画面はキレイで取っつきやすく、海外のゲームとは思えない出来栄え。サークルがキャラの下に隠れるせいで見にくいのが難点ですが、慣れてくるとご機嫌でビートを刻めて、楽しくなっていきますね。どうせなら、マスコットの種類はもっとたくさん用意してほしかったなぁ。
週刊ファミ通1615号より
このタイトルと見た目でリズムゲームというのが意外性があり、見せかたがユニーク。各キャラの立ち位置に応じたボタンを押す操作方法はわかりやすく、すぐになじめる。対戦形式になっていて、パワーアップアイテムで相手をジャマし合うのも特徴的だが、熱くなれる一方で、妨害によって曲に乗る快感が削がれる面も。ドッジボールらしい戦略性や駆け引きの要素があまりないのも、ちょっと寂しいね。
週刊ファミ通1615号より
リズムアクションとドッジボールという異色の組み合わせがユニークです。キャラや演出などが少年マンガっぽいのも妙にマッチ。楽曲は、テクノをベースに、ゴシックや和風などの味つけがされています。音階ではなくリズムを取るタイプでノリやすいね。プレイ中は、おジャマアイテムを仕掛けたり仕掛けられたりの攻防が熱い。トレーニングモードで、楽曲を選べる以外の機能がないのは少々残念。
週刊ファミ通1615号より
ゲーム性そのものはリズムに合わせてボタンを押す、よくあるタイプの音ゲーだが、ドッジボールを題材にしたその見せかたが新鮮。海外メーカーの作品だが、日本のマンガやアニメをモチーフにしたビジュアルのテイストは、非常に親近感を覚える。ユーロダンス系を中心としたアップテンポな楽曲も、聴いていて楽しい。各キャラの個性づけもしっかりしており、全体的に演出面の秀逸さが際立っている。
週刊ファミ通1615号より
ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和
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