ときめきメモリアル Girl’s Side 4th Heart(Nintendo Switch)のレビュー・評価・感想情報
基本的な手触りは従来通り。シナリオも魅力的ですが、やはり『ときメモ』はより効率のいい自分なりのルーチンを見出していく過程がおもしろいですね。Live2Dで描かれる日常のひとコマにはうっとりさせられるし、仲よしグループのような特別な関係が構築できる点もうれしい限り。プロフィール帳みたいな要素も地味にありがたい。可能ならスマホの情報はいつでもすぐ見られるとなおよかった。
週刊ファミ通1717号より
日々の行動を決定して各パラメータを地道に高めていくのは、昔ながらのシミュレーションといった趣で、やや淡々としてはいるが、苦労をしながらも恋を成就させる過程が燃えるという人も多いのではないかと。Live2Dによる動きのある会話シーンは、臨場感が増してグッド。4人の仲よしグループができあがると特別なイベントも発生し、恋愛だけでなく、青春の雰囲気も味わえるのがステキ。
週刊ファミ通1717号より
初めはその気じゃなかったのに、Live2Dで表情をくるくると変える彼らの反応がうれしくて、いつの間にかハマッてしまう『ときメモGS』マジックは健在。スチルが動く日常イベントにもドキッとさせられます。ただ、前作からの踏襲で、時代を感じる部分も。UIも改善の余地がありそうです。その一方で、男の子3人と仲よしグループになり、みんなでランチやデートをする新イベントは心揺れ動きますね。
週刊ファミ通1717号より
約10年ぶりの新作。目新しさには欠けますが、安心感のある世界が広がっています。どのパラメータを上げればどんな結果に結びつくのか、手探りが続いて作業感が否めないものの、恋の行方が気になって黙々とプレイしてしまう。最初はそっけない彼が自分の下の名前を呼んでくれたり、意外な一面を見せてくれたときのときめきと言ったら。Live2Dを含め、ほかの乙女ゲームにはない要素が満載で楽しい。
週刊ファミ通1717号より
ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和
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