Trüberbrook(プレイステーション4)のレビュー・評価・感想情報

ウワーマン
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7

模型をスキャンして作られたビジュアルが非常にいい味。奇妙な住民たちとの交流や不思議な体験をしながら、村の秘密を解き明かす物語と相まって、ドラマ『ツイン・ピークス』のような魅力ある独特の雰囲気になっています。システムは古典的でシンプル。金属で電気を遮断するなど、荒唐無稽な解法もあり、わりと柔軟な発想が求められますね。移動が遅いので、ダッシュがデフォルトでいい気も。

週刊ファミ通1611号より

ジゴロ☆芦田
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7

ミニチュアをもとにして作られたグラフィックがステキで、独特の空気感を醸し出している。何かしらのモーションを起こせる“ホットスポット”にカーソルを近づけると引き寄せられるうえ、ボタンひとつでそれらのポイントも表示でき、手詰まりになりにくい設計が親切。ただ、何をすればいいかわかりづらい場面では、各ポイントをしらみ潰しに調べることになりがち。物語の展開は好みが分かれそう。

週刊ファミ通1611号より

梅園ウララ
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7

ジオラマっぽいグラフィックがいい味わい。その反面、登場人物はクセの強い人ばかりだし、アイテムも思わぬ使いかたをすることが多く、全体的に奇妙な雰囲気が漂っています。ゲーム中盤から、物語がかなり壮大になるのも予想外でした。ただ、日本語テキストの表記のブレが見られ、話が頭に入りづらい部分も。また、迷う場面もあったので、欲を言えばチュートリアルやヒント機能があるとよかったな。

週刊ファミ通1611号より

ローリング内沢
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7

実際に作ったミニチュアをスキャンして背景に使うなど、凝ったビジュアル演出が目を見張る。いろいろなSFドラマに影響を受けて作られた世界観や物語展開は、SFミステリーが好きな人ならハマるはず。しかしヒントがなく、詰まると総当たりのしらみ潰しに。リアクションが丁寧に作られているのだが、同じところを何度か調べるたびに、長めの演出をくり返し見ることにもなり、多少の間延び感も。

週刊ファミ通1611号より

ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和

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レビュー

平均

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7.0

舞台は1967年の西ドイツの田舎町。旅行で町に訪れた物理学者のハンス・タンハウザーが、盗まれた書きかけの卒業レポートを探すうちに、奇妙な事件に巻き込まれていく。

発売日
2019年10月24日
価格
3,636 円+税
ジャンル
アドベンチャー
メーカー
Beep Japan
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