ケイデンス・オブ・ハイラル:クリプト・オブ・ネクロダンサー feat. ゼルダの伝説(Nintendo Switch)のレビュー・評価・感想情報
ダンジョンや謎解きなど、随所に『ゼルダ』らしさが溢れているのが好印象。知っている楽曲が流れてくれば、いやでもテンションがアップ。ビートを刻みながらの戦闘も、独特の緊張感があっていいですね。謎解き自体が変わらないのは残念だけど、自動生成で全体マップや比較的重要なアイテムの入手先まで変化するのは驚きました。スピードランに情熱を注げられる人ならより楽しめるでしょう。
週刊ファミ通1596号より
『ゼルダの伝説』とのコラボがとてもマッチしていて、『神々のトライフォース』のような雰囲気や、アレンジされたなじみのあるBGMに心踊る。自分も敵もリズムに合わせて動く仕組みは癖になる楽しさで、エリア内の敵を全滅させるとリズムに関係なく動ける、といったメリハリもナイス。自分が動くまで敵も動かない“ノービートモード”や、倍のテンポで動くモードなど、幅広い人に対応しているのも○。
週刊ファミ通1596号より
リズムを刻みながらの操作が新鮮。フィールドで仕掛けを解いたり敵を倒したりと、基本は懐かしの『ゼルダの伝説』なのに、音楽を意識することで、これまでにない高揚感が。ノリに任せてガンガン進もうとすると、あっけなく力尽きてアイテムロストに地団駄を踏むことになるが、装備は残るので気持ちは削がれない。ふたり協力プレイではバトルでの攻守だけでなく、謎解きもやりやすくなるメリットが。
週刊ファミ通1596号より
ゲームシステムは『クリプト・オブ・ネクロダンサー』を踏襲しているが、遊び心地は2D版『ゼルダ』そのもの。アイテムを入手することで行動範囲が広がっていく達成感を始め、“発見”や“気づき”が心地よい謎解きなど、『ゼルダ』ならではの魅力を凝縮。ビートを保ちながら、戦略性と判断力を要求され続けるのはちょっと疲れるけれど、リズムに乗らなくていいモードが用意されているのが親切。間口は広め。
週刊ファミ通1596号より
ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和
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