婆裟羅コレクション(Nintendo Switch)のレビュー・評価・感想情報
戦国武将とメカの融合、敵の弾幕をはじき返す“溜め攻撃”など、登場が10年早すぎたと感じさせるオリジナルの世界。それと同時に、新作の“婆裟羅タイムレス”も遊べるのがいい。従来の縦型シューティングと異なり、16:9の画面で戦う新作は、ローリングでの攻撃回避や4人同時プレイが新たな楽しさを演出。一方で自機が敵と対峙するスペースが格段に広くなり、ひとりプレイだと弾幕量以上の難度を感じます。
週刊ファミ通1614号より
『婆裟羅』シリーズの2作品がセットになって現代に蘇ることに驚き。また、フルHD化したグラフィックで遊べる新たなモード“婆裟羅タイムレス”が追加されているのもうれしい。古さを感じるところはあるけれど、個性的な作風はいまなお魅力的。敵の弾を消す“溜め斬り”などもあって、意外ととっつきやすく、爽快さもある。新モードでは、ワイドな画面で4人プレイが可能で、よりハチャメチャ感が出ます。
週刊ファミ通1614号より
斬る攻撃を筆頭に、異色ずくめのシューティングを再び遊べるのは、ステキなサプライズ。歴史上の合戦をステージとし、有名武将を討ち取っていくアイデアは、いまも斬新です。まるで原作アニメがあるかのような演出や世界観作りも巧み。新モードは、スピード感や派手さにおいて別物ですが、3Dモデリングが興味深い。ダウンロード版なら、初めて『婆娑羅』に興味を持った方にもオススメできる価格。
週刊ファミ通1614号より
連射ショット主体だと“敵弾の発射タイミングがややエグい、ふつうのシューティング”ですが、敵弾をも蹴散らす溜め攻撃を主軸とした白兵戦プレイになると、つねにギリギリで生きていたい人向けのエキサイティングなアクションゲームに様変わり。システムやコンフィグ系操作の、かゆいところへの手の届かなさはまだいいとしても、新ゲームモードの“婆娑羅タイムレス”の煮詰め切れなさは、少し残念。
週刊ファミ通1614号より
ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和
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