インパクトのあるタイトルからは予想がつかない、本格シューティングアクションが楽しめる。エロやギャグは控えめで、“パンティ”の響きにそれを求めていた自分としては、ちょっと肩すかし感も。シューティングとしては、ひとりプレイも対戦もしっかり作られていて、パンツじゃなくても遊べるレベル。登場する女の子も抜群にかわいいからこそ、もっとパンティーに温もりを感じる仕掛けが欲しかった。

週刊ファミ通1589号より

突飛な世界観がユニーク。おバカなノリのストーリーモードのほか、各キャラが個性づけされていてボイスもあるのは○。パンツそのものがよほど好きな人以外は、パンツだけが空中を漂っているのを見てもうれしさは感じないとも思うが、ゆるい気持ちで遊ぶぶんには意外と楽しめるか。キーコンフィグがなく、操作の設定が変えられない仕様は不便。視点操作を反転できないのは、一部の人には辛い。

週刊ファミ通1589号より

企画、絵面、テーマソング……ウケる！　対戦に誘って、友だちの笑いも取りたいっ。間違いなく、マニアの記憶に残り、語り継がれる作品です。以上がすべてで、アレコレ言うのも無粋なのですが、パンツである必然性や意味を、動きや質感、ストーリーなどからもうちょっと感じたかったな。意外とマジメな作りで、もっとバカゲー、もっとエッチなほうが、タイトルのインパクトと釣り合う気もします。

週刊ファミ通1589号より

ツッコむのも野暮ですが、“パンツ”という物体や単語に頼りきった物語世界に、よくも悪くも深みを求めてはいけません（笑）。3Dシューティングアクションとしては、攻撃の爽快感より、ダメージ時の硬直時間などを考慮しつつ効率よく立ち回ることに主眼が置かれた調整です。どの難易度でプレイしても、新パンツ獲得条件を達成できるのはいいですね。気軽にローカル対戦するぶんには便利なゲームです。

週刊ファミ通1589号より