新サクラ大戦(プレイステーション4)のレビュー・評価・感想情報

卵を守る雨宮
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8

ゲーム全般に溢れるシリーズ愛。キャラデザが変わっても、世界は確かに『サクラ大戦』です。1話に占めるアドベンチャーパートの割合が大きくなり、ヒロインたちとの距離がすごく縮まった感じ。一方で、アクションになったバトルは、爽快感が段違いにアップ。ただ、花組として隊員とともに戦っているという一体感は薄めかな。リアルに再現された帝劇に感動するも、ショートカット機能は欲しかったなあ。

週刊ファミ通1618号より

ジゴロ☆芦田
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9

3Dで描かれる帝劇や銀座の街、各場面を彩る音楽、随所のアニメーションにテンションが上がる。時間制限のある選択肢“LIPS”による会話シーンは、臨場感がありつつ、ヒロインたちの反応がかわいくてニンマリ。ストーリーにも惹きつけられるが、それだけにフルボイスで堪能したかったという欲も。戦闘は定番的なシステムでとっつきやすく、合間に入るイベントや通信のおかげで、またまた気持ちが高まる。

週刊ファミ通1618号より

くしだナム子
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8

“少女歌劇団”や“太正浪漫”など、数々の魅力的な題材が織り込まれた独自の作品世界は健在。3Dモデルで表現されたヒロインたちとのコミュニケーションは、よりドキドキ度が増した印象です。演出やシステムの一部は、シリーズのイメージを守っているがゆえか、若干古風に思える部分もありました。アクションバトルは新鮮ですが、仲間との連携が感じられにくいなど、作品性との相性には“?”な面も。

週刊ファミ通1618号より

戸塚伎一
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8

立体感が丁寧に再現されたゲーム世界は、フォトリアルとは別方向の臨場感を喚起。本拠地である帝劇に、自然と愛着が増します。シリーズ過去作に対するリスペクトを滲ませつつ、各キャラが輝く瞬間に焦点を当てた物語展開は、SF設定+日常系アニメのノリが肌に合う人であれば、ゆったり楽しめるでしょう。戦闘パートも僚機とのドラマが中心ながら、連続攻撃をくり出す爽快感を手軽に味わえます。

週刊ファミ通1618号より

ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和

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レビュー

平均

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8.2

シリーズ最新作が3Dグラフィックになって登場。太正二十九年の帝都を舞台に、世界の平和を守るため、帝国華撃団の花組に所属するヒロインたちが熱い戦いをくり広げる。

発売日
2019年12月12日
価格
13,000 円+税
ジャンル
アクション / アドベンチャー
メーカー
セガ
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