マリオ&ルイージRPG3 DX(ニンテンドー3DS)のレビュー・評価・感想情報
そもそも2009年発売のDS版自体のデキがよかったので、おもしろさは折り紙つき。おなじみのマリオ&ルイージに加えて、メインキャラクターに昇格したクッパを交えた、コミカルなドタバタ劇が愉快。タイミングよくボタンを押すことで有利になるアクションバトルも、相変わらずよくできています。新たに追加されたクッパJr.が主人公のモードは、本編とはまた違ったゲーム性で、こちらも楽しめます。
週刊ファミ通1568号より
マリオたちとクッパが、図らずも協力する形となる物語がおもしろい。クッパのアクションを堪能できるのもうれしいポイント。『マリオ&ルイージRPG1 DX』と同様に、細かい調整や初心者向けのアシスト機能などが加わり、遊びやすくなっているのがいいね。全体的なテンポ感はややゆったりめだが、イベントシーンの早送りができるところがナイス。本編と異なる遊びの“クッパJr.RPG”も楽しみに。
週刊ファミ通1568号より
グラフィックが一新されたことでキャラの動きや表情も細やかになり、『RPG』シリーズならではの愉快なシナリオをさらに盛り立てています。クッパでドスドス歩きながら、障害物や敵をなぎ倒すのもまた痛快。クッパJr.が手下を率いて団体で戦う新モードは、前作のクリボー軍団を踏襲しており、メインストーリーの裏側をのぞけるシナリオになっていておもしろい。今回も手とり足とりの解説が◎。
週刊ファミ通1568号より
まるで絵本を読んでいるかのように楽しめる、小気味よいストーリー展開が秀逸。マリオ&ルイージとクッパを切り換えながら交互にプレイするザッピングシステムはアクセントとしておもしろく、同時に他の作品ではあまり味わうことのできないクッパの魅力が上手に描かれている。多少の煩雑感もあるが、アクション性が高いバトルは心地よく、RPGとアクションゲームの楽しさが上手に融合されている。
週刊ファミ通1568号より
ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和
ファミ通公式のレビュー文、レビューアーイラスト(画像)等の無断転載・複製をお断りしています。