すでに3DS版が出ていますが、本作はJoy-Conを使って擬似的に球を投げる、ジャイロ操作に対応しているのがポイント。ただ、直感的な操作が楽しめるのはいいけれど、球を連続して入れようとすると、けっきょくボタン操作のほうがやりやすい、というのは惜しい。シンプルでわかりやすいゲームだし、ステージ数も多いので、中毒性があって夢中になれる。ちょっとした暇つぶしプレイに向いています。

週刊ファミ通1495号より

球を投げる角度と強さを決め、カップに入れられるコースを探す過程は楽しめる。“チャレンジモード”では、クリアー条件となるメインミッションのほか、サブミッションもあるのがいいね。スコアアタックは、コースを決めたら同じパワーで飛ばすだけになりがちで、ややおもしろみに欠けるかな。ジャイロ操作は、Joy-Conを振る速さでパワーが決まるのがユニークだけど、より微調整が難しくなる感も。

週刊ファミ通1495号より

狙い通りに球を投げるのが難しい操作性がミソで、頭の中でシミュレートした軌道をなかなか再現できないもどかしさと、思いがけず成功するサプライズをもたらしてくれます。ゆえに、ひとりで突き詰めて考えるのは少々不毛に思えたり。それより、誰かとアイデアを出し合ってワイワイ遊ぶのが吉。追加された対戦モードやジャイロ操作も、ふたりで遊ぶときに話題を提供してくれる、よいツールです。

週刊ファミ通1495号より

システムのみならず、操作内容もシンプルなので、手軽に遊びやすいのはうれしいところ。難度は基本的に低めだけど、サブミッションの達成を目指すと、いきなり歯応えが増すかなと。ギミックをどう利用するかを考えているときが楽しいですね。Proコントローラーが使えないので、テレビでガッツリやり込むより、携帯モードで手軽にワイワイと遊ぶのがオススメ。ボリューム的にもそれがいいかな。

週刊ファミ通1495号より