ボクと僕の世界で(Nintendo Switch)のレビュー・評価・感想情報
2匹の猫が同時に動くので、ゴールを目指すためには、一方を段差に引っ掛けるなどして、距離の微調整をする必要がある。最初こそ、ややもどかしく感じられるが、慣れてくると、けっこう手応えのあるパズルに夢中になる。モフモフ質感の猫を始め、ぬくもりが感じられる温かいグラフィックはステキだし、やさしげな音楽もいい感じ。1000円[税込]という価格設定も、内容に見合っていると思います。
週刊ファミ通1494号より
やさしいタッチのイラスト調のグラフィックは、雰囲気が○。黒猫のキャラもかわいらしく、憂いを感じさせる音楽や、詩的なステージタイトルなども手伝って、興味を惹かれる。同じ動きをする2匹を操作してのパズルは、ほどよく頭を使うのが楽しい。お手本プレイが確認でき、詰まらず遊べるのも親切。物語は、思っていたものと違うと感じる人もいるかもしれないが、最後まで見たくなる魅力がある。
週刊ファミ通1494号より
2匹の猫を同時に写真の額に収めるという目的や、位置関係を調整する解きかたが独創的。四季が題材の背景も、手描きのようなやさしいタッチでどこか新鮮。音楽も相まって癒されるが、ステージの罠がわりと痛そうで、ミスしたときは若干の罪悪感が。動きがシンクロするのでタイミングも重要だったりと、ほのぼのした見た目に反してなかなかの歯応えです。ワンボタンで解法の動画が見られるのは〇。
週刊ファミ通1494号より
同じ動きをする2匹ひと組の猫を操作し、ゴールを目指す。アクションパズルのシステムとしては珍しくないものの、四季がモチーフのまったりとした世界観やグラフィック、BGMが心地よく、チマチマと遊び続けてしまう不思議な魅力がある。難度のバランスやテンポもよく、ヒント機能も親切なので、詰まることもない。プレイのモチベーションはステージクリアーのみと地味だが、気軽に楽しめる作品。
週刊ファミ通1494号より
ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和
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