アガサ・クリスティ - ABC殺人事件(プレイステーション4)のレビュー・評価・感想情報

乱舞吉田
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7

犯行現場や関係者を調査し、パズルを解いて、手掛かりをもとに推理を行う。一連の流れは推理アドベンチャーでの鉄板だが、有名推理小説がベースだけあって、ひとたび遊び始めると没頭してしまう。アニメ風のグラフィックも、独特の味があります。英語音声+日本語字幕なのだが、文字のサイズが小さいうえに、自動でつぎのセリフに送られてしまうなど、ローカライズやUIで、やや気になるところも。

週刊ファミ通1483号より

ジゴロ☆芦田
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7

プレイヤーが推理する部分はあまり多くはないが、観察や尋問で情報を集め、“灰色の脳細胞”に正解となるピースを当てはめて推理を進めていくのは楽しめる。カートゥーン調の3Dモデルで作られた街並や建物内などは、臨場感が出ていていいね。ポアロのゆったりした移動や場面転換のほか、カーソルを動かして調べる場所を選択するUIは、ややスムーズさに欠け、ゲームのテンポを損ねているのは惜しい。

週刊ファミ通1483号より

くしだナム子
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7

発見した複数の手掛かりによって推理を展開させたり、相手の様子を見定めつつ会話を進めて証言を引き出すなど、探偵ごっこをじっくり堪能。犯行シーンを再現するイベントが、ドラマ性を高めています。テキストにわかりにくさを覚える場面や、カーソルが合わせづらくてストレスを感じたりするなど、やや粗さが目立つのがもったいない。それでも、内容と価格のバランスは、いい線を行っています。

週刊ファミ通1483号より

ブンブン丸
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7

アニメ調で描かれる世界は非常に美しく、舞台であるイギリスとよくマッチしている。謎解きは、難しさもあるものの、関連性をしっかり整理しながら考えれば、問題なく解けるレベル。一部のパズル系の謎解きがきびしいのは気になったかな。ヒントのシステムはありがたいが、ヒントというよりも答えそのものが出てしまうので、もう少しプレイヤーが考える余地を残してくれたらありがたかった。

週刊ファミ通1483号より

ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和

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レビュー

平均

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7.0

私立探偵のエルキュール・ポアロとなって、犯行現場の捜査や参考人への尋問を行い、手に入れた証拠品や証言をから事件を推理し、犯人や犯行動機の謎を解き明かしていく。

発売日
2017年4月28日
価格
1,851 円+税
ジャンル
アドベンチャー
メーカー
クロスファンクション
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