METAL GEAR SURVIVE(メタルギア サヴァイブ)(プレイステーション4)のレビュー・評価・感想情報
サバイバル要素に特化したスピンオフ作品。シリーズ過去作と比べると、リッチな映像シーンこそ控えめですが、サバイバルゲームとしてじつによくできています。飢えや渇きへの対策、クラフトを行っての自給自足、活動拠点の整備、クリーチャーとの戦闘など、プレイヤーが関与できる要素が豊富で遊び応えはバッチリ。SINGLEプレイとCO-OPプレイを、交互に遊びたくなるような仕組みもナイス。
週刊ファミ通1527号より
つねに減り続ける“空腹”と“渇き”ゲージとの戦いがちょっとシビアな気はするが、緊迫したサバイバル感がよく出ている。探索範囲を広げ、やれることが少しずつ増えていくのが喜びとなって楽しめるし、敵の群れとのタワーディフェンスのような戦闘もおもしろい。シリーズ過去作からすると、世界観がぶっ飛んでいるし、ハードなゲームバランスもあって人を選びそうだが、スルメゲー的な魅力があります。
週刊ファミ通1527号より
SINGLEプレイとCO-OPプレイの両方をバランスよく遊べる作りに好感。たとえば、SINGLEプレイ序盤では何もかも足りないが、CO-OPプレイでの勝利がレベルアップや武器入手、空腹の解消につながり、ストーリーを進めやすくなる。低レベルでも、フェンス設置や蘇生で協力できるCO-OPも居心地よし。従来の『メタルギア』シリーズらしさは希薄ですが、スピンオフ作品だからと、かえって割り切れます。
週刊ファミ通1527号より
『メタルギア』の枠を使ったゾンビ系のサバイバルアクション、というプレイ感。クラフト用素材や食料、水を含むアイテムは現地調達が基本で、空腹と渇きが最大の敵となり、探索に確かな手応えを感じさせる。立ちはだかる敵がクリーチャーになったことにより、ステルスを駆使した“殺さずプレイ”を行う動機がやや薄めにも。その一方で、人間ではない敵のWAVEを撃退する“サルベージミッション”は爽快。
週刊ファミ通1527号より
ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和
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