Henri-アンリ-(ニンテンドー3DS)のレビュー・評価・感想情報
激ムズの、まさに“死にゲー”。知らないと即死となる、いやらしい罠が満載で、トライ&エラーをくり返すことに。開発者とプレイヤーの知恵比べのごとく挑戦的な内容なので、遊ぶ人を選ぶかと。しかし、決してク○ゲーではなく、何度も挑戦すればなんとか少しずつ先へ進めるという、ギリギリのゲームバランスになっているところがポイント。くじけぬ心を持ち、困難に立ち向かうことが好きな人向け。
週刊ファミ通1437号より
小さなキャラの主人公は、操作もシンプルで軽快。即死トラップが満載のステージを進んでいくゲーム性は、『I Wanna Be the Guy』を彷彿させる。死んでは覚えてをひたすらくり返すゲーム内容は、好みが分かれそうなところ。でも、プレイヤーの心理を見透かしたような絶妙な位置に仕掛けられた意地悪なトラップには、イラッとしつつもニヤリとさせられたりして、「つぎこそは!」と発奮させられます。
週刊ファミ通1437号より
トラップの配置のイジワルさに、思わず変な声を上げてしまう。何度も失敗して覚える“死にゲー”で、さらに仕掛けを作動させるパズル要素もあり。スマホ版よりも若干やさしくなるよう配慮されている部分もあるものの、かなりの歯応えで、記憶力、集中力、忍耐が試される。“想定された”死にかたで経験値が入るのは、悔しいけどなんだかユニーク。ドラマチックなBGMとドット絵の取り合わせも乙です。
週刊ファミ通1437号より
やられてもすぐに復活できるテンポのよさ。さらに、やられるごとに経験値が入り、“残り人数”が増えていくので、何度でも挑戦したくなる作り。“死にゲー”としての醍醐味は押さえているが、きっかけもヒントもない理不尽なワナが多いのは難。やられたことが納得いかない場面もしばしばで、ストレスが溜まりがち。ステージによっては動きがもっさりすることもあり、手触り感がいまひとつという印象も。
週刊ファミ通1437号より
ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和
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