丁寧なチュートリアルで操作方法が学べるのと、手軽に電車の運転士気分が味わえるのが○。東京〜熱海間の路線や背景などは、アレンジされてはいるものの、なかなか雰囲気が出ているかな。ただ、同社のゲームの看板が目立つのは少し気になった。評価ポイントによるスタンプは、実際に駅でスタンプを押しているような雰囲気が味わえる。車両デザインや建物をガチャでゲットできる仕組みもグッド。

週刊ファミ通1433号より

いわゆる『電車でGO！』タイプの電車運転シミュレーター風で、さほど目新しさはないものの、電力をムダに消費しないように考えて運転するといった独自の要素も存在。建物やランドマークをガチャで獲得すると、各地点を走行する際に登場し、景色の見栄えがよくなっていくところはおもしろい。車両の効果音や周囲の音などの種類が乏しいのが残念。もう少し、臨場感やリアルさがあるとよかったな。

週刊ファミ通1433号より

小さな子どもでも遊べる『電車でGO！』という印象だけど、電力をキープしたり、速度の上限や下限を守るなど、コツがいる部分も。特急や2ハンドルの車両は、やり応えもなかなか。架空の車両で、路線を細部まで再現しているわけではないなど、鉄道マニアには物足りないかな。課題がないフリーモードは、名所を出現させたり、写真を撮ったりと気ままに遊べていいが、車体も映るカメラ視点もあれば。

週刊ファミ通1433号より

プレイヤーの誘導が上手で、ストレスを感じさせない作り。ポイントを貯めて車両や建物を集めるなど、やり込み甲斐もある。タッチパネルによるマスコン操作は心地よく、3Dで描かれた背景も力が入った作り。『電車でGO！』風でオリジナリティーは薄いが、コストパフォーマンスは高め。信号や速度制限を守るというミッションがあるけれど、ステージが変わっても展開が似たものになりがちなのは残念。

週刊ファミ通1433号より