アサシン クリード クロニクル(PlayStation Vita)のレビュー・評価・感想情報
横スクロールのアクションゲームになったが、敵の視線に注意を払いながら回避や暗殺を行っていくなど、ステルスを重視した『アサシン クリード』シリーズのテイストは健在。最初はできることが少なくて、地味なプレイになりがちだが、進行とともに派手なアクションが増えて楽しくなってくる。3つの話で主人公や舞台が異なるのもいいが、それぞれ、もっと大きな特徴や変化があると、よりよかった。
週刊ファミ通1420号より
作品ごとに時代と国が異なり、ステージの雰囲気がガラリと変わるほか、主人公が使うガジェットや、敵の注意を引く手段となるギミックなどが異なるのがいいね。横スクロールアクションの感覚で手軽に遊べるものの、奥や手前への移動などが行えるので、マップが立体的に感じられるし、ステルス要素が強いバランスも緊張感がある。3作品がまとめられ、お得な価格設定になっているのもうれしい。
週刊ファミ通1420号より
『アサシン クリード』シリーズ以外の何物でもない感触。ステルスを中心としたアクションは、各シナリオの主人公ごとに少しずつ異なり、とても多彩。この場面をどうやって切り抜けようかと考えながら進むアドベンチャー要素も◎。主人公のヌルヌルした動きや、各国をアートに表現した背景も印象的。展開がやや盛り上がりに欠ける感もありますが、淡々と任務を遂行していく感じがよく出ています。
週刊ファミ通1420号より
ベースのゲームシステムは同じだが、『チャイナ』、『インディア』、『ロシア』のそれぞれでグラフィックのテイストやステージの雰囲気、一部の仕掛けやアクションが異なっていて、三者三様に楽しめる。奥行き感のある2.5Dのビジュアルを活かした数々のアクションが秀逸。攻防の駆け引きや一発逆転要素もあって、遊び応えもある。各タイトルを別々にダウンロード購入するよりもお得な価格設定もいい。
週刊ファミ通1420号より
ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和
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