スーパービートソニック(PlayStation Vita)のレビュー・評価・感想情報
思ったよりも、日本人が絡んだ楽曲が収録されていて驚いた。曲数自体も多く、遊び応えは十分。アイコンに多彩な効果が付与されており、ヘルプアイテム的な恩恵が得られるのが便利で、収集が楽しく感じられた。スタイリッシュ系のビジュアルゆえに、最近のリズムゲームとしては見た目がシンプル。空打ちでも効果音が出れば、タッチプレイの際にボタンを押した感覚がもっと味わえたのにな。
週刊ファミ通1410号より
基本の難易度設定以外に、3種類の演奏スタイルから選んでプレイできるシステムがグッド。ボタンとタッチの、どちらの操作感も良好で、ノートのラインをなぞるスクラッチなど、演奏していて気持ちいい。楽曲のジャンルも、幅広いものが揃っている。奥から手前にノートが流れてくるので、各ノートの間隔が視覚的にわかりづらく、とくに左右交互に並ぶノートが、順番を把握しにくいところは難点かな。
週刊ファミ通1410号より
ボーカル曲にピアノトランス、エレクトロハウスなど、クラブミュージック的要素を備えた収録曲は幅が広く、好みの曲に出会えるはず。リズムゲームとしての新規性はあまり感じませんが、アナログ盤を連想させるビジュアル表現や操作が独創的。モードによってはつぎの曲にコンボが引き継がれ、1000を超えたときのドキドキ感と言ったら、もう! ミスを帳消しにしてくれたりするお助け装備も◎。
週刊ファミ通1410号より
収録曲から各メニュー画面のBGMにいたるまで、ハッピーなエレクトロダンスミュージックが多く、ゲームを起動しているだけでアガります(笑)。リズムゲームとしては、入力タイミングの判定がいい意味で甘く、幅広い腕前のプレイヤーが、コンボをつなぐ気持ちよさを味わえるでしょう。タッチスクリーンでの操作に最適化された作りゆえ、ボタン操作派やPS Vita TVユーザーは、購入の判断を慎重に。
週刊ファミ通1410号より
ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和
ファミ通公式のレビュー文、レビューアーイラスト(画像)等の無断転載・複製をお断りしています。