●西部劇のつぎは近代戦だ!
自分でユニットを動かせるというユニークなシステムが特徴のタワーディフェンス『Guns 'n' Glory』。今回取り上げるのは、その続編だ。前作のシステムは踏襲しつつ、より遊びやすく、よりボリュームアップした作品となっている。
ゲームの舞台設定は、西部劇の世界であった前作から一新。第二次世界大戦時代のドイツとアメリカが戦うという設定となっている。プレイヤーは、波状攻撃で基地に攻めてくる歩兵や戦車に対して、迎撃用の歩兵や戦車を配置。すべての敵を撃退するとステージクリアー、逆にすべての基地を攻め落とされるとゲームオーバーだ。
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●前作と変わらぬ戦略性! ユニットの移動がキモ
見た目がガラッと変わった『Guns'n'Glory WW2』だが、前作のおもしろさは健在で、なかなか楽しめる作品だ。歩兵を掃討する効果に長ける銃を持った兵士、銃の攻撃をモノともしない耐久力を誇る戦車、その戦車に対して効果的にダメージを与える爆弾兵などなど、ユニットの相性や能力がうまく考えられている。本作の特徴であるユニットの移動に関しても、身軽な銃歩兵は素早く移動できるなど特徴付けがなされている。このためユニットの種類自体はさほど多くないものの、戦略のバリエーションが豊富になっているのだ。
そして、プレイを進めてみるにつれ、ユニットを移動できることがゲーム性に大きく関わっていることが身にしみてくる。「ここは戦車が来るから、爆弾兵を急いで向かわせよう。うわっと反対方向から歩兵の集団が! これは近くのテントから新たに兵を出撃させたほうが早いか!?」といったように、"どのユニットをどこに配置するか"ということに加え"どのユニットをいつ、どこに移動させるか"が重要であると思い知らされる。3つある基地がひとつでも残ればクリアーとなるため、ある程度アバウトにプレイしても何とかなることが多いが、無傷でクリアーするには、綿密な戦略が必要になる場合もあるだろう。
ステージ数は12だが、各ステージには3段階の難易度が設定されているため、無料アプリとしては十分な遊び応え。前作のファンはもちろん、新規ユーザーでも楽しめる。
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■基本操作
各ステージに配置されているユニットを、ドラッグ&ドロップの要領で好みの場所に移動し、敵を迎え撃つ。移動にはある程度時間がかかり、しかもひとつずつしか動かせないことに注意。各ユニットの頭上には、赤いバーがあり、ユニットのHPを示している。左上のアイコンでは、ポーズをかけたり時間の進みを速することができる。
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【Guns'n'Glory WW2】
メーカ:HandyGames
配信日:配信中
価格:無料
対応機種:Android 2.1 以上