本ブログでも参加者を募集した『コール オブ デューティ ゴースト』の発売直前イベントが2013年11月8日、都内で開催された。

▲MCはおなじみの森 一丁さん（左）と松嶋初音さん（右）。

イベントには、スクウェア・エニックスの代表取締役社長 松田洋祐氏が登壇し、すでに発売されている欧米でのセールスが好調であることに触れ、「世界でもっとも人気のあるFPSである『コール オブ デューティ』シリーズの最新作の魅力を、本イベントでぜひお伝えしたい」と力強く挨拶。

▲スクウェア・エニックスの代表取締役社長 松田洋祐氏

松田氏に代わってその魅力をポイントごとに紹介したのは、本作の開発を手がけたアメリカ・ロサンゼルスの開発スタジオ、Infinity Ward（インフィニティ・ウォード）から、本イベントのために来日したシニア環境アーティストのジョン・トビー氏。

▲シニア環境アーティストのジョン・トビー氏（左）。通訳は本コラムや『コール オブ デューティ』シリーズのイベントではおなじみの塩見卓也氏（ローカライズプロデューサー）。

キャンペーンモードや新エンジンで進化したポイントなど、『ゴースト』の魅力を紹介した。以下はそれを箇条書きにまとめたもの。

■新しいストーリー
・映画『トラフィック』でアカデミー脚色賞を受賞したスティーヴン・ギャガン氏とコラボした物語が展開する。本作では、『コール オブ デューティ』シリーズでは初めて、主人公が敗北者という立場から物語がスタートし、強大な敵と戦うというのがストーリーのポイントだ。

■新しい世界観
・壊滅的なイベントから始まる。新しい敵“フェデレーション”がアメリカを崩壊に追いやり、すべてが変わってしまった世界が舞台。壊滅的なイベントから10年後。ふたりの兄弟がゴースト部隊と出会ったところから物語がスタートする。

■新しいキャラクター
・プレイヤーはローガンとなって、兄ヘッシュなど仲間と絆を深めながらゲームを進めていくことになる。

■新しいゲームエンジン
・上記3つの要素を実現したのは新しいゲームエンジン。新エンジンは、すべてのプラッフォームに対応できるようも開発されている。

■美麗なグラフィック
・新エンジンにより、次世代機ではテセレーション（ポリゴンのカクカクを滑らかにする技術）なのような新技術によりグラフィックが劇的に向上。

■現世代機版
・現世代機でも新たなツールや技術の導入でゲーム体験が大幅に向上。

■『モダン・ウォーフェア』シリーズから大幅な変化を加えているマルチプレイ
・キャラクターカスタマイズは、ウェポン、見た目、性別などが変えられ、組み合わせは20000通り。
・マークスマンライフルが導入。新武器は30にも上る。20もの新しいキルストリークも。
・新たなPERKシステム。PERKのカスタマイズはポイント制。セカンダリウェポンを外してパーツを着ける枠を増やすこともできる。
・ダイナミックマップを採用し、プレイヤーの行動でマップ構造が変化していく。
・覗き込み、乗り越え、スライディングなどもできるようになり、操作性も向上している。
・新しいオーディオシステムを採用
・新たなモード、SQUADを追加。これは自分で作ったAIキャラで部隊を構成し、ソロとマルチプレイで活用できる。

■EXTINCTION
・新たな4人協力プレイモード。ゲーム本編とは別のストーリーが展開する。敵はエイリアンで、攻撃的なスカウト、毒液を飛ばしてくるスコーピオン、重装甲のライノなどが登場。チームワークと4つのクラス選び（メディック、タンク、ウェポンスペシャリスト、エンジニア）が重要となる。



イベントでは、実機を使ったマルチプレイも披露され、松田社長とトビー氏も参戦。さらにMCの松嶋初音さん、ローカライズ担当の二木氏も加わり、4人による協力プレイが楽しめる“SAFEGUARD”をプレイ。このSAFEGUARDは、徐々に強くなっていく敵の大群を撃退し、生き残ることが目的。開発スタッフのトビー氏と二木さんはもちろん、MCの松嶋初音さんも『コール オブ デューティ』シリーズのファンでプレイの腕前はなかなかのもの。果たして松田社長の腕前は……。会場中が興味津々で見守るなか、ゲームがスタート。開始からしばらく経ったあとも松田社長の装備は初期装備のハンドガン。だが、その奮闘っぷりは“ゲーム素人”ではなく、ゲーマーのそれ。じつは、あとから宣伝担当の方に伺ったところ、松田社長はかなりのPCゲーマーなのだとか（しかも洋ゲーもプレイするほど）。そんな松田社長の活躍もあり、当初の予想を上回るラウンド4まで進んだところで全滅。

▲プレイ後、松田社長は「全部初期装備で……けっこうやられちゃいましたね」と少し悔しそうなコメント。マウスとキーボード操作だったら、もっと活躍できたのかもしれない!?	▲もっとも活躍したのは二木氏。「社長を守り切れなかったことが悔しい」とゲーム以外でもポイントを稼ぐあたりがニクイ。

続いて、ニコニコゲームマスター選抜チームと来場者の中から選ばれた5人（＋トビー氏）による、『ゴースト』から追加されたマルチプレイの新ルール“BLITZ”（敵の目標地点に侵入してスコアを稼ぐ。ポイント獲得後は自軍付近にランダムでワープする）と“CRANKED”（敵をひとり倒すとスピードアップしてスコアが2倍になるが、同時にカウントダウンが始まり、30秒以内に次の敵を倒さないと死亡）を使った対戦も行われた。来場者チームには名の知られたプレイヤーも選抜され期待を集めたが、チーム力で上回るニコニコゲームマスター選抜チームが勝利した。

▲ニコニコゲームマスター選抜チーム	▲会場選抜チーム

イベントの最後には、『コール オブ デューティ ブラックオプスII』に引き続き、『コール オブ デューティ ゴースト』でもニコニコゲームマスターによる大会と、全国大学対抗戦が開催されることが発表された。詳細は後日、発表されるので腕に覚えのある人はソフト発売から腕を磨いておこう。

イベントの最後には来場者へのプレゼント抽選会が行われ、トビー氏が本国から持参した『コール オブ デューティ ゴースト』のTシャツや日本未発売の『コール オブ デューティ ゴースト プレステージエディション』などが当選者にプレゼントされた。トビー氏は「今回は、発売記念イベントにご招待いただきありがとうございました。日本の皆さんのプレイを見るのはとても楽しかったです。『コール オブ デューティ ゴースト』が発売されたら、ぜひ皆さんいっしょに遊びましょう」と呼び掛け、発売記念イベントを締めくくった。

本ブログでは、後日、トビー氏のインタビューを掲載するのでお楽しみに。

▲会場には試遊台が設置。森 一丁さんや塩見ローカライズプロデューサーなど、イベント出演陣も参戦し、和気あいあいの試遊風景。

▲『コール オブ デューティ ゴースト』と、エナジードリンク“モンスターエナジー”との限定コラボグッズが合計1000名に当たる、期間限定のキャンペーン“Call of Duty: Ghosts GIVE AWAY”は2013年12月16日まで。

※『コール オブ デューティ ゴースト』公式サイトはこちら
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